備忘録としてブログに残しておきます。
- 黒豆入りの自家製納豆を作ろうと思ったわけ
- 黒豆入りの自家製納豆作りに必要な材料と道具
- ヨーグルトメーカーでの自家製納豆の作り方
- 手作り納豆を失敗しないポイント
- 自家製納豆の賞味期間と保存方法
- まとめ~納豆作りに必要な道具、ヨーグルトメーカー、大豆以外の納豆~
- 最後に
黒豆入りの自家製納豆を作ろうと思ったわけ
納豆が大好きで、スーパーで色々な納豆を食べ比べするのがささやかな楽しみでした。
大粒、小粒、ひきわり、から始まり国産大豆や黒大豆を使用したものなど、たくさんの種類が並びます。
こだわって作られた納豆というのはやはり美味しいのですが、まあまあいいお値段、なんですね~。
家計を預かる私としてはなんとかならないものか、と。
そんなとき、ヨーグルトメーカーのレシピ集に「自家製納豆の作り方」が載っていたことを思い出したのです。
そこから手作り納豆にはまり、今では毎回手作りしていて、月に2回ほどのペースで納豆づくりに励んでいます。
せっかくなので(?)ブログに流れを記録しておこうと思います。
時間はかかりますが、工程は難しくないので興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
※「黒豆入りの納豆」としましたが、もちろん100%大豆だけでも◎
作り方は同じです。
こちらは、青大豆をミックスさせて作った納豆になります。
黒豆入りの自家製納豆作りに必要な材料と道具
自家製納豆作りに必要な材料は以下の通りです。
- 大豆
- 黒豆
- 納豆菌
大豆は、お好みのものでOKです。
北海道産の大豆「とよまさり」の新豆で作りました。
手持ちのヨーグルトメーカーの容器に入る最大量300gで作っていきます。
黒豆と大豆をミックスさせたら面白い納豆が出来そうだな、と思いチャレンジしてみました。
納豆菌とは、納豆を作るための種になる菌で、ネットで購入したものを使っています。
ちなみに、こちらの3gほどの粉末納豆菌で10~30kgの納豆を作る事が出来ます。
納豆づくりに必要な道具は、以下の通りです。
- 鍋
- ヨーグルトメーカー(以前記事にしたヨーグルティアで作っています)
鍋は、大豆を煮るときに使いますが圧力鍋がある方はそちらでも可です。
大豆に納豆菌をふりかけて発酵させるわけなのですが、この部分が手作り納豆のポイントになります。
発酵器(今回はヨーグルトメーカー)を使うことによって必要な温度管理ができ、大豆の発酵がうまくいきます。
(初心者でも失敗が少ないと思います。)
ヨーグルトメーカーでの自家製納豆の作り方
まずは、大豆を300g用意してよく洗います。
黒豆、大豆の表面についた汚れが、発酵を妨げる場合がありますので皮が破けない程度に丁寧に洗浄してください。
大豆をたっぷりの水に浸します。
300gの大豆ですと1.2Lほどの水が適当です。
戻す時間は室温にもよりますが、半日ほどです。
室温が高い夏は、水の腐敗が気になるので途中で水を一度交換したり、冷蔵庫の中に入れて管理しています。
黒豆、大豆がふっくらと戻ったら、煮ていきます。
圧力鍋の場合は圧がかかってから30分程度。
鍋で煮る場合は2時間くらいかかります。
このときに、少し多めに大豆を煮ておくと他の料理にアレンジできて便利です。
この大豆を使い、ひじきの煮物を作ったりしています。
ここで、0.1gの納豆菌を、20~30gの浄水で溶いておきます。
黒豆、大豆が茹で上がったら、ざるにあけて湯を切ります。
大豆を容器に入れ、納豆菌を溶いた液体をふりかけて菌がいきわたるように、底の方までよ~く混ぜます。
ここで大豆の温度が下がることが、失敗の原因になります。
なぜなら、雑菌、微生物が混入する可能性があるからです。
黒豆と大豆、納豆菌の液体を混ぜ、容器に入れた状態です。
容器をビニール袋に入れておくと、発酵が終わって取り出すときに楽です。
納豆の発酵には酸素が必要なため、内蓋をせずにヨーグルトメーカーにセットしますので取り出すときに持ち手がない状態になるのです。
ホコリ等が入り込まないよう、キッチンペーパーで覆いました。
ヨーグルトメーカーの温度を45℃、時間は24時間にセットします。
その後、24時間冷蔵庫で寝かせれば黒豆入り手作り納豆の完成です。
手作り納豆を失敗しないポイント
手作り納豆と聞くと、難しくて面倒くさそう!と思われるかもしれませんが(私もそうでした)いくつかのポイントを注意すれば、大丈夫です。
- 大豆をよく洗う
- 大豆が柔らかくなるまで煮る
- 大豆が熱いうちに種付けをする
- 発酵中は密閉しない(発酵には酸素が必要です)
- 温度を一定に保つ
美味しくなるポイントとしては、発酵後に冷蔵庫で24時間ほど寝かせることです。
味がなじみ、納豆の風味と旨みが増します。
雑菌が入らないように注意する事が失敗を防ぐコツだと思います。
自家製納豆の賞味期間と保存方法
出来た納豆は冷蔵庫で保管してください。
5日前後は美味しく食べられると思います。
食べきれない納豆は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存ですと1か月は美味しく食べることが出来ます。
1食分ずつ小分けにして冷凍しておくと効率的ですね。
まとめ~納豆作りに必要な道具、ヨーグルトメーカー、大豆以外の納豆~
まずは少量入りの納豆菌を手に入れるところから始めてみてはいかがでしょうか。
納豆菌そのものには匂いはありませんので、保管も神経質にならなくて大丈夫です。
大豆を煮るときに圧力鍋を使用するとかなり時短になります。
発酵時の温度管理のため、ヨーグルトメーカーがあると便利です。
ヨーグルトメーカーについて、あれこれ書いていますので参考になさってください。
ヨーグルトメーカーは、ヨーグルト、甘酒、味噌作りに応用できます。
大豆は小粒のもの、有機栽培のもの、色々試してみると楽しいです。
今回は新豆の黒豆、大豆を使用したため、浸水時間・茹で時間が短くて済みました。
新豆が出回る今の時期ならでは、ですね。
黒豆以外でいうと、青大豆入りの納豆を作ることもあります。
こちらは、黄大豆と青大豆を蒸して納豆菌を付着させ、発酵させているところです。
こちらが翌日、発酵が終わったときの写真です。
黄色と青の色合いが面白いなと思ってたまに作りますが、正直、味はそれほど変わらないような・笑。
最後に
納豆作りは、正味3日ほどかかってしまいますが、市販の物とは違った手作りならではの味を楽しめます。
黒豆や大豆の旨味が感じられる仕上がりになりますのでぜひ作ってみて欲しいです。
手作りすれば、応用させて色々な種類の大豆で納豆を作ることができるので楽しいですよ。