小田原駅そば 天史朗鮨で地魚寿司ランチ
小田原駅(神奈川県)のすぐそばにある天史朗鮨という寿司屋で地魚ランチを食べてきました。
このブログ、気付けばお寿司の記事ばかりになってしまっていますが・笑、お付き合いください。
最近はなにかと小田原の方へ行く機会があるのですが、わが家から行きやすいので助かっています。
自宅から小田原駅へ行くには下り方面の電車に乗ることになりまして、座って行くことができるんです。(上り電車では、まず座れません…!)
神奈川県にある小田原駅は箱根への玄関口でもありますし、いつ行っても観光客でごった返しています。
海外からの観光客や団体様も多いですね。
小田原市 天史朗鮨の場所・営業時間
小田原市にある天史朗鮨(寿司)の場所周辺の地図が、こちらになります。
住所は、神奈川県小田原市城山1丁目6-80。
アクセスは、JR小田原駅西口を出て徒歩2分ほどの場所です。
出口を出て、左側に道に沿って進むと、以下のような「天史朗鮨」の看板、そして「西村京太郎」とサインが入ったブルーののれんが目に入ります。
あの西村京太郎先生のサイン!?
すごい!!
西村京太郎さんについては後述したいと思います。
営業は、昼と夜の2部制です。
ランチタイムの営業時間は11:30~14:30
ディナータイムの営業時間は17:00~22:00
※日曜・祝日のディナータイムは17:00~21:00までとなっています。
定休日はなく無休で営業しているようですが、年に数回ほど消毒のために休業するようです。
クレジットカードの使用は不可ですので、現金を多めに持って行くと安心だと思います。
天史朗寿司の専用駐車場はありません。
店舗は駅近ですし、周辺の駐車料金は高めに設定されています。
行列が出来ている場合が多いお店です。公共の交通機関を使った方が無難かと思います。
グルメな方にもおすすめの握り 天史朗寿司メニュー
私は別にグルメでもなんでもないのですが・笑、天史朗鮨の握り寿司は想像以上に美味しかったので、グルメの方にもおすすめです。
看板にも「地魚」と書かれているように、やはりおすすめメニューは地魚なのだろうと思います。
こちらが、天史朗鮨の店内に貼られていたメニューになります。
店主おまかせ地魚鮨、お値段2200円、もしくは上鮨(こちらも同じくお値段2200円)にするか軽~く悩み…
同じ値段ですが、初志貫徹で「店主おまかせ地魚」にぎりを注文しました。
メニューにある「おすすめ品」の地物も気になります。
足りなかったら注文することにし、おまかせにぎりを待つことに。
お兄さんが丁寧に入れてくれたお茶を飲んで待つことしばし。
こちらが、店主おまかせ地魚鮨!@2200円。
にぎり寿司、万歳!
ここで、先ほどお茶をいれてくれたお兄さんがネタの説明をしてくれました。
せっかくなので、「ネタの名前を忘れないようにメモを取ってもいいですか?」と聞くと(笑)、お兄さんは親切にメモするための紙を持ってきてくれたのです!!
なんたる神対応!!
上の段の左から、メジマグロ、スルメイカ、むつ、ひらめ。
真ん中の段に移りまして、アジ、しめ小むつ、生しらす。
巻物は酒盗、軟骨の塩辛、麹の塩辛、しらす巻、玉子焼きとガリになります。
味がついているため、そのまま食べた方がいい等の説明も、丁寧にしてくれます。
特にひらめ、むつが美味しかった!
職人さんの握った寿司は、一味違いますよね。
(無謀にも、たまに自分で握ってみようとするも、あえなく撃沈)
10年ぶりに食べた、生しらす。
初めて食べたときはそれほど感動しませんでしたが(←失礼です)、お寿司にすると美味しいのは何故?笑。
生しらすは、ちょっと食べるから美味しいのかしら?
あら汁がついて、2200円と言う良心的な価格。
味の感想ですが、赤酢を使ったしゃりが甘ったるくなく、ネタとのバランスが最高です◎
漁港も近いですし、いいネタを仕入れているんでしょうね。
巻物に使われていた酒盗ですが、私はお酒が飲めないため(←あまり関係ない?)食べる機会が今までありませんでした。
酒盗の存在は知っていたのですが、結構イケます、美味しいですね~。
ただ、ちょっと私にはしょっぱくて…後から喉が渇きました…。
巻物系なら自宅でも作れますし、参考にしようと思います。
ちなみに「地魚にぎり寿司」の量は、あら汁もつきますし、女性ならちょうどいいボリュームです。
男性ならば、もう少し食べられそうかな、というくらいのボリュームですので単品で追加してもいいと思います。
(単品のおしながきに値段が書かれていないのが、ちょっとこわい…)
その他のメニュー、おしながきがこちらになります。
巻物が3本で700円~なので、何人かで行かれる方はシェアして食べるのも良さそうです。
お寿司屋さんの太巻きって、ネタが豪華で美味しいですよね。
自宅で作る、玉子焼きときゅうりと椎茸と干瓢のオーソドックスな太巻きも美味しいのですが、海鮮が数種類加わるだけで何故あんなに美味しくなるのかな…。
「出前・お持ち帰り承ります」の文字が確認できます。
天史朗のお寿司をお土産や差し入れでもらったら、テンション上がりますよね。
近くにお住まいの方が羨ましいぃ!
ジュース類の値段が200円というのは良心的ですよね。
日本酒もいくつか種類があるようです。
個人的には握り寿司がおすすめですが、ちらし鮨・鉄火丼もあります。
2人の職人さんと、接客担当の若いお兄さん1人、計3人で営業していました。
西村京太郎氏ののれん
天史朗寿司の入り口にかかっているのれんに、西村京太郎さんの名前が!
西村京太郎さんといえば、トラベルミステリーですよね。
著作は読んだことがないのですが、2時間ドラマのミステリー作品が大好きな私としては、どうしてここに彼ののれんが?と。
調べてみたところ、西村先生が通われていたお店で、のれんは先生がプレゼントなさったそう。
西村先生は現在、小田原市からすぐそばの湯河原町(小田原駅からは東海道線で4駅、20分弱)にお住まいだそうで、2001年には西村京太郎記念館が開館。
記念館には、生原稿もあるとのことです。
サイン本を購入出来たり、サイン会で先生に会える機会もあるそうですので、興味がある方は足をのばしてみるといいと思います。
天史朗寿司の行列・待ち時間・店内の様子
訪れたのは平日の11:40頃でして、行列は出来ていませんでした。
小雨が降っていましたし、平日でした。
人気店なのに待ち時間なく、すぐに入れそうだなと思ったのですが、甘かったです。
店内はすでに満席だったのです。(席はあいていましたが、予約のお客様がいらっしゃるとのことでした。)
店の前で立って並ぶことになりましたが、その後続々とお客さんが来て、10人くらいの行列ができました。
席に着いたのが12:30頃ですから、1時間弱ほど並んだことになりますね。
(途中で並ぶのを諦めてしまった方も何組かいらっしゃいました。)
私たちが1組目でしたから、すぐに順番が来るだろうと思って並び始めましたが、まさか50分も待つことになろうとは…!(汗)
席に着き注文すると、10分ほどでお寿司が来ました。
地元の方も来られるようですし、駅近ですから観光客も訪れやすい人気店です。
平日の悪天候でも行列が出来るほどですから、12時前後にお店に行く方は並ぶ覚悟で行かれた方がいいですね。
12時までの早い時間でしたら、予約もできるようです。
13時前に店を出たのですが、その頃には待ち時間なく入店できていました。
店内はレトロ感漂うといいましょうか、歴史がありそうなといいましょうか・笑。
1階はカウンターが8席と4人掛けのテーブルが1つ、2階は座敷席が16席ほど。
決して広い店内ではありませんが、これも味ということにしておきましょう。
夫婦やカップル、グループのお客さんの他に、一人で来店される方もいました。
天史朗寿司は、一人でも入りやすい雰囲気でしたね。
店主おすすめ「地魚寿司にぎり」を注文されていた方が多かったです。
最後に
どうしても行ってみたかった小田原市の名店「天史朗寿司」は、期待通りの寿司を堪能できました。
期待外れということにはならないよ、と言い切れるほど美味しいお寿司屋さんです。
駅からもほど近く、あの値段でグレードの高い料理を提供するのはなかなか難しいのではないかな、と余計な詮索をしてしまいそうになります。
大満足のランチタイムでした。
腹ごなしに近くの小田原城を散歩していると、つつじが咲いていました。
天気はいまいちでしたが、花を見ると明るい気持ちになりますね。
こちらは藤棚です。
小田原市の天然記念物「御感の藤」だそうです。