まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

手ごねで作る 豆乳と全粒粉のパンレシピ

豆乳入りの手ごねパン

手ごねで作る豆乳と全粒粉のパンレシピ

エアコンを稼働させずとも過ごせる日も出てきて、少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。

早朝の散歩も、大分涼しさが感じられます。

 

手ごねでパン作りをしている者としては、もう少し涼しくても…というより、早く冬になってほしい、とすら思ってしまいます。

 

生地の手ごねって、なかなかハードですよね。

ホームベーカリーも持っているのですが、部品を分解して隅々まで洗うのが億劫で、しばらく使っていない状態なのです。そんなわけで、今ではすっかり手ごね派になりました。

 

さて今日は手ごねで作る、豆乳入りの全粒粉のパンの作り方(手順)のご紹介。

豆乳ヨーグルトを作ったときの残りの豆乳があったので、パンの仕込み水に混ぜて使ってみた、というわけです。全粒粉は、ヘルシーかな、というので最近はやたらと入れてしまいます。

 

豆乳って、独特の豆くささ(?)のようなものがありますよね。

それもあって昔は苦手だったのですが、今は好きです。とはいえ、少しだけパンに入れたところで、焼きあがりにはほとんど豆乳の香りはしませんが。

 

それと、これは私の主観なのですが、仕込み水の全量を豆乳に置き換えてしまうと、ちょっと目の詰まったようなパンに焼きあがってしまうような気がするのです。 

というわけで、豆乳を加える際は仕込みの水分の半分以下にとどめるようにしています。

 

今日のパンの材料は、植物性のもので揃えてみよう!

というわけで、バターなしのレシピ。油分はオリーブオイルにしてみました。

 

ヨーグルト作りにも使える、この無調整豆乳が定番になりました。

常温でも保存できるので、何本かストックしています。

 

有機豆乳と小麦粉

 

豆乳入り 全粒粉のパンの作り方

プチパン7個分の材料です。

材料

強力粉 280g

全粒粉 120g

塩 4g

酵母 2g(室温が高い時期なので、少なめの配合にしています。)

豆乳 120g(35度程度にあたためる)

水 130g(35度程度にあたためる)

オリーブオイル 8g

 

  • 全粒粉の風味が好きなので多めに入れていますが、なければ強力粉に置き換えても◎
  • 酵母の量ですが、2gの場合、発酵時間は2時間ほどでした。(室温28度前後)
  • 長時間発酵させる場合は1.2g程度、冬場など室温が低い場合は3g程度まで増やすなどして下さい。

 

作り方

ボウルに強力粉、全粒粉、塩を入れ、かたまっている部分がないように混ぜます。

 

全粒粉パンの材料
粉類に豆乳と水を加える。

 

酵母を振り入れ、豆乳と水を加えて粉となじませます。

オリーブオイルを加えてひとかたまりにしたら、10分くらい、手でしっかりと捏ねていきます。

 

生地のとじ目を下にしてボウルに入れ、ラップ等で覆って一次発酵させます。

 

生地を丸めて一次発酵開始
豆乳入りのパン生地の発酵完了

 

この日は2時間ほどで完了。

※室温は28度でした。

 

豆乳パンのベンチタイムの様子
豆乳入りのパン生地・二次発酵完了

 

発酵後は、台の上などに生地を移してそっとガス抜きをします。

7分割して生地を軽く丸め、10分のベンチタイム→きっちりと丸めなおして二次発酵させます。

 

パン生地の間隔をあけなかったため、くっついてしまいました(猛省)。

発酵によって膨らむので、気を付けましょう。

 

※そもそも、小麦粉400gの生地を1枚の天板で焼こうというのが間違いかもしれません。洗い物が増える、とかものぐさな事を言わず、上下段で焼けば良かったのでしょう。

ちなみに、使用しているオーブン庫内の容量は30Lです。

 

30度で約30分、二次発酵させました。

 

全粒粉と豆乳のパンのクープ
全粒粉・豆乳入りのパン焼き上がり

 

よく切れるペティナイフ等で、お好みのクープ(切れ目)を入れます。

220℃に予熱したオーブンで、10~15分ほど焼けば出来上がり!

 

材料に蜂蜜や砂糖などの糖分やバターを加えていないので、焼き色は薄めです。

 

まとめ

豆乳&全粒粉のパンのご紹介でした。

 

やはり、仕込み水に豆乳を加えると生地がしまるような感じがしました。

べたつきも少ないです。

 

牛乳やバターを加えた場合のような風味豊かなパンではありませんが、素朴な味わいで美味しかったです。

食べるときは、リベイクするとさらに美味しくいただけます。

 

スーパーで新米を見かけました。

ということは、今年の新麦もそろそろ…と思っていたら、やっぱりもう出ていました。