じゃがいもの全粒粉フォカッチャ
じゃがいもを全粒粉入りのパン生地に練りこんで焼いたフォカッチャは、ふわふわというよりも「もっちり&もちもち」の焼き上がりです。
全粒粉がなければ、強力粉で代用可能です。
蒸したり茹でたりして柔らかくなったじゃがいもを丁寧にマッシュして、パン生地に加えます。
生地を分割して焼いてもいいのですが、面倒なので(笑)どど~んと焼き上げることにしました。
ホーロー容器にクッキングシートを敷いて生地を流し込むので、形成の手間が省ける上、洗い物が出ないのも◎
大きいサイズで焼くと、パンの水分が蒸発しにくくパサつきが抑えられるのも気に入っています。
ポテトサラダを作るときに多めにじゃがいもを蒸し、取り分けておいてフォカッチャ以外のパン生地に入れることもあります。
もちもちとした食感がクセになります。
カラッと晴れた日が続き、気持ちの良い気候になってきましたね。
昨日横浜へ遊びに行きましたところ、山下公園前のイチョウが色づき始めていてきれいでした。
大さん橋で飛鳥Ⅱ(クルーズ船)も観られたし、みなとみらいに住んでらっしゃるというご婦人に話しかけられたりと楽しい一日でした。
そういえば、普段通らない道を散歩していましたら、県民ホールの裏口でファンの方々が「入り待ち」をしている現場に遭遇。
誰が来るの?誰?と気になって少し待ってみたら(←ミーハー)、クレイ〇ーケンバンドの方々をみることが出来ました!
生で見ても、オーラがあってかっこいいですね。
今日も前置きが長くなりました。
フォカッチャのレシピ紹介です。
フォカッチャのレシピ◎ホーロー容器使用
原材料
23センチ×29センチのホーロー容器1台分
強力粉 180g
全粒粉 120g(なければ強力粉で代用)
じゃがいも (皮をむいた状態で)150g
水 270g
酵母 2g
塩 3g
じゃがいもは芽が出ている場合は取り除き、皮をむいて下さい。
作り方
じゃがいもは柔らかくなるまで火を通し、フォーク等で丁寧にマッシュして冷ましておきます。
ボウルに粉類と塩を入れて軽く混ぜ合わせ、酵母を振り入れます。
35℃程度に温めた水分を一度に加え、ゴムベラなどを使用して粉気がなくなるくらいにまとめます。
マッシュしたじゃがいもを加え、さらに混ぜます。
※この段階で、粗いじゃがいもの粒が残っている場合は指先で潰して下さい。焼き上がりがなめらかできれいです。
それほどこねず、全体がなじむ程度でいいです。
ラップをかぶせて30分ほど生地を休ませます。
休ませた生地を再び10回ほど混ぜます。
ボウルの底にゴムベラを差し込むようにするといいです。
ラップなどを被せて、あたたかいところで一次発酵を開始します。
25℃くらいの室温で3~4時間ほど発酵させると、左の写真のように表面に気泡が出てくるのが確認できます。
発酵時間に関しては、季節によって幅があります。
ボウルを揺すってみて、生地がふるふるとするくらいまで発酵させます。
この間に、ホーロー容器にクッキングシートを敷いておきます。
生地をそっと容器に流し込みます。
ヘラなどを用いて、隅々まで均一に生地を行きわたらせるようにします。
ラップなどを被せ、あたたかいところで二次発酵を開始させます。
左の写真のように、表面に気泡が出てくるまで発酵させます。
40~50分ほどでしょうか。
水でぬらした指で(こうすると生地が指にくっつきません)、ランダムに穴をあけます。
穴をあけることで火の通りが良くなります。
焼成時間は、220℃に予熱したオーブンで25分。
※我が家の電気オーブンの場合です。
焼きあがったらすぐに型から外して、焼き網の上などで冷まします。
フォカッチャのアレンジについて
今回は、スライスした生のにんにく+オリーブオイルを一部にのみトッピングしてみました。
トッピングは二次発酵後に行って下さい。
このアレンジは食欲をそそる香りが広がり、香ばしい焼き上がりに◎
にんにくをトッピングした部分にのみ、オリーブオイルを。
焼く前に全体にオイルを回しかけてもいいのですが、カットするときにべたつくのが苦手なので…
食べるときにフレッシュなオリーブオイルをかけた方が香りがいいです◎
他のアレンジとしては、玉ねぎやチーズ、ブラックペッパーなども合いそうだなと。
夏野菜(ナスやトマト)をトッピングしても、ピザのように楽しめると思いました。
蓮根やかぼちゃのスライスも美味しそうですよね。
まとめ
ホーロー容器を使ってパンを焼く方法は、便利です。
なんといっても、後片付けが断然ラク。
ホーロー容器はオーブン料理の他、保存食づくりにも適していますし直火もOKです。
わざわざじゃがいもを蒸したり茹でたりするのを面倒に感じる場合は、電子レンジで加熱するという方法もあります。
コツは、丁寧にじゃがいもをマッシュしておくことだと思います。
粗めに潰して混ぜ込んだこともあったのですが、どうも口当たりが良くないのでそこだけは気を付けています。