クランベリーとくるみのライ麦パンを焼こう
そのまま食べても美味しいドライクランベリーですが、くるみと一緒にライ麦生地に混ぜ込み、パンを焼きました。
ライ麦粉を入れたパン生地はクランベリーに限らず、ドライフルーツやナッツと相性がいいです。
また、焼き上がりも香ばしく、強力粉100%のパンを焼くよりもヘルシーかな、という思惑があります。
白いパンが食べたい、という方はライ麦粉を使わず強力粉だけで作っても美味しいです。
いつもは手頃な値段のレーズンを入れたパンを焼くことが多いのですが、ちょっとだけリッチなドライフルーツ・クランベリー入りのパンの紹介です。
今日のブログ記事は、クランベリーとくるみのライ麦パンのレシピ・作り方です。
ライ麦粉は以下の写真(細挽きタイプ)のものを使いました。
小麦粉は北海道産の強力粉を使っています。
クランベリーとくるみのパンレシピ
材料
※パン5個分の材料です。
強力粉 210g
ライ麦粉 90g
はちみつ 15g
水 195g
塩 3g
酵母 3g
ドライクランベリー 90g
くるみ 60g
作り方
下準備として…
- 水を35℃程度に温め、はちみつを溶いておきます。
- くるみは空焼きして冷まし、粗めに砕いておきます。
- ドライクランベリーに添加されている油や糖分が気になる場合は、熱湯をまわしかけてよく水気を切っておきます。
では作り方です。
大きめのボウルに強力粉、ライ麦粉、塩を入れてざっと混ぜます。
酵母を加えて、はちみつを溶いた湯を加えます。
ひとかたまりにまとめたら、こねていきます。
10分くらいしっかりと捏ねたら、ドライクランベリーとくるみを加えて全体に具をいきわたらせます。
きれいに丸め直したら乾燥防止のラップ等で覆い、温かいところで一次発酵させます。
夏ならば1~2時間の発酵時間ですが、寒い時期は半日ほどかかる場合もあります。
左の画像が発酵終了の様子です。
ライ麦粉を配合しているので大きく膨らむことはありませんが、発酵前と比較するとふっくらと膨らんでいます。
クランベリーの色素が生地に染み出ているのも、確認できます。
生地を5分割して軽く丸めたら、15分間休ませます(ベンチタイム)。
ぬれ布巾等をかぶせて乾燥を防ぎます。
この間に天板の上にオーブンシートを敷き、生地を並べる準備をします。
左の画像のように丁寧に丸め直し、とじ目を下にします。
このとき、出来るだけクランベリーが表面に出ないようにします。(オーブンで焼いているうちにクランベリーが焦げて、苦くなるのを防ぐため。)
右の画像は、あたたかいところで二次発酵(ホイロ)させた後の様子です。
時間にすると40分程度ですが、生地の状態で判断してください。
二次発酵中も、生地の乾燥には十分気を付けて下さい。
※表面が乾くと発酵の妨げになります。
ペティナイフ等のよく切れる刃物でお好みのクープを入れ、200度に予熱したオーブンで15~20分ほど焼いたら完成です。
香ばしい焼き上がりです。
パンの横から切れ目を入れ、冷たいバターを挟んで食べるのがおすすめです◎
パンに使用した「ドライクランベリー」についてまとめた記事です。
焼き上がりの感想
粉に対して、ドライクランベリー30%、くるみ20%を加えて焼きました。
ぎっしりと具材が入ったパンは、やはりテンションが上がりますね。
かみしめたときに広がる、クランベリーの甘酸っぱい味とくるみの香ばしさに幸せを感じます。
レーズンほど甘くないのも個人的には気に入りました。
パンの生地にはちみつを使用したことで、しっとりした生地に焼きあがりました。
バターやオイルなどの油脂類を加えなくても、美味しいです。
今回の分量では、ちょうど天板1枚分のパンが焼けました。
※30Lの電気オーブンを使用。
材料を倍量で仕込み、2段同時焼成もありかなと思います。