まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

クランベリーとくるみのライ麦パン◎レシピ

手作りのクランベリーパン・粗熱をとる様子

 

クランベリーとくるみのライ麦パンを焼こう

そのまま食べても美味しいドライクランベリーですが、くるみと一緒にライ麦生地に混ぜ込み、パンを焼きました。

 

ライ麦粉を入れたパン生地はクランベリーに限らず、ドライフルーツやナッツと相性がいいです。

また、焼き上がりも香ばしく、強力粉100%のパンを焼くよりもヘルシーかな、という思惑があります。

 

白いパンが食べたい、という方はライ麦粉を使わず強力粉だけで作っても美味しいです。

 

いつもは手頃な値段のレーズンを入れたパンを焼くことが多いのですが、ちょっとだけリッチなドライフルーツ・クランベリー入りのパンの紹介です。

 

今日のブログ記事は、クランベリーとくるみのライ麦パンのレシピ・作り方です。

ライ麦粉は以下の写真(細挽きタイプ)のものを使いました。

 

小麦粉は北海道産の強力粉を使っています。

 

オーガニックの細挽きライ麦粉 1kg

 

クランベリーとくるみのパンレシピ

材料

※パン5個分の材料です。

 

強力粉 210g

ライ麦粉 90g

はちみつ 15g

水 195g

塩 3g

酵母 3g

 

ドライクランベリー 90g

くるみ 60g

 

作り方

下準備として…

  • 水を35℃程度に温め、はちみつを溶いておきます。
  • くるみは空焼きして冷まし、粗めに砕いておきます。
  • ドライクランベリーに添加されている油や糖分が気になる場合は、熱湯をまわしかけてよく水気を切っておきます。

 

蜂蜜を溶いたぬるま湯く
パンの材料(ドライクランベリーと空焼きしたくるみ、はちみつ)

 

では作り方です。

大きめのボウルに強力粉、ライ麦粉、塩を入れてざっと混ぜます。

 

酵母を加えて、はちみつを溶いた湯を加えます。

ひとかたまりにまとめたら、こねていきます。

 

パンの材料・粉類
小麦粉に蜂蜜と湯を加える

 

10分くらいしっかりと捏ねたら、ドライクランベリーとくるみを加えて全体に具をいきわたらせます。

 

捏ねあがったパン生地にクランベリーとくるみを投入
具入りのパン生地・捏ねあがり

 

きれいに丸め直したら乾燥防止のラップ等で覆い、温かいところで一次発酵させます。

 

夏ならば1~2時間の発酵時間ですが、寒い時期は半日ほどかかる場合もあります。

 

具入りの生地の発酵後の様子
パン生地を等分に分割する

 

左の画像が発酵終了の様子です。

 

ライ麦粉を配合しているので大きく膨らむことはありませんが、発酵前と比較するとふっくらと膨らんでいます。

クランベリーの色素が生地に染み出ているのも、確認できます。

 

生地を5分割して軽く丸めたら、15分間休ませます(ベンチタイム)。

ぬれ布巾等をかぶせて乾燥を防ぎます。

 

この間に天板の上にオーブンシートを敷き、生地を並べる準備をします。

 

パン生地の丸め直しの工程
ホイロ後のクランベリーパン

 

左の画像のように丁寧に丸め直し、とじ目を下にします。

このとき、出来るだけクランベリーが表面に出ないようにします。(オーブンで焼いているうちにクランベリーが焦げて、苦くなるのを防ぐため。)

 

右の画像は、あたたかいところで二次発酵(ホイロ)させた後の様子です。

時間にすると40分程度ですが、生地の状態で判断してください。

 

二次発酵中も、生地の乾燥には十分気を付けて下さい。

※表面が乾くと発酵の妨げになります。

 

ペティナイフ等のよく切れる刃物でお好みのクープを入れ、200度に予熱したオーブンで15~20分ほど焼いたら完成です。

 

ライ麦パンにナイフでクープを入れる
ドライクランベリー&くるみのライ麦パンの焼き上がり

 

香ばしい焼き上がりです。

パンの横から切れ目を入れ、冷たいバターを挟んで食べるのがおすすめです◎

 

パンに使用した「ドライクランベリー」についてまとめた記事です。

 

www.matsuripan.com

 

焼き上がりの感想

粉に対して、ドライクランベリー30%、くるみ20%を加えて焼きました。

ぎっしりと具材が入ったパンは、やはりテンションが上がりますね。

 

かみしめたときに広がる、クランベリーの甘酸っぱい味とくるみの香ばしさに幸せを感じます。

レーズンほど甘くないのも個人的には気に入りました。

 

パンの生地にはちみつを使用したことで、しっとりした生地に焼きあがりました。

バターやオイルなどの油脂類を加えなくても、美味しいです。

 

今回の分量では、ちょうど天板1枚分のパンが焼けました。

※30Lの電気オーブンを使用。

 

材料を倍量で仕込み、2段同時焼成もありかなと思います。

 

ドライクランベリーとくるみのライ麦パン