まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

プロセスチーズで手作りパン◎溶けないチーズのパンレシピ&保存方法

チーズブロック「心」の外箱

プロセス(溶けない)チーズで手作りパン

今日は、プロセスチーズを使った手作りパン(レシピ)の紹介です。

プロセス(溶けない)チーズを使ったパンを焼こうと思ったきっかけは、溶けるチーズを使ってパンを焼くと、後始末が大変だからです。

 

ピザ用チーズやモツァレラチーズなど、加熱すると溶けるタイプのチーズは確かに美味しいのですが、パン生地に包んで焼くとどうしても一部が溶け出してしまいます。

ピザなどのトッピングに使う分には良いのですが、手作りパンの具材として使うには、ちょっと使い勝手がなあ~などと、日々勝手なことを思っていました。

 

オーブン使用時の繰り返し使えるオーブンシートが、チーズの脂肪分によってギトギトになるのがネックだったのです。

 

そこで、加熱に強く、溶けない(溶けにくい)であろうブロックタイプのプロセスチーズを使ってパンを焼いてみました。

 

プロセスチーズ「心」


スライスされている商品や一口サイズの商品もありますが、今回レシピを紹介するにあたって使用したのはこちら↑。

自分で好きにカットして使うタイプの「チーズブロック・心(こころ)」という350gのお徳用プロセスチーズです。

 

プロセスチーズ パンレシピ

パン6個分の材料です。

材料

  • 強力粉 300g
  • 水 210g(35度くらいに温める)
  • 塩 3g
  • イースト等のパン酵母 2~3g(2gだと発酵時間長め、3gだと発酵時間短め)
  • バター 6g(室温で柔らかくしておく)
  • プロセスチーズ 120g(ダイス状にカット)

 

作り方

ボウルに強力粉と塩を入れ、空気を混ぜ込むようにぐるぐる混ぜます。

酵母を振り入れ、温めた水を全体にいきわたるように加えて混ぜます。

生地がひとかたまりになったらバターを加え、捏ねていきます。

 

ドレッジなどを用い、ボウルの内側についている分も丁寧にとると後処理が楽です。

 

手ごねしたパン生地
パン生地をボウルごとラップで覆う

 

10分くらいしっかりと捏ねたら、乾燥防止のラップ等をかけて一次発酵させます。

酵母の量(少なければ時間がかかります)や生地のこねあげ温度にもよりますが、20度くらいの室温で3時間前後でしょうか。

 

一次発酵後のパン生地

 

捏ねた生地が、このような状態になるまで発酵させます。

目安としては、約3倍の大きさになるまでです。

 

肌寒い日であれば、発酵に半日以上かかる場合もありますので、焦らず気長に待ちましょう。

ここでの発酵が十分でないと、パンの焼き上がりがかたく、失敗の原因になります。

 

生地を分割してベンチタイム中
プロセスチーズをダイス状に切る

 

発酵が済んだら6分割し、軽く丸めて10分のベンチタイムを取ります。このとき、とじ目は下にして置き、布巾等をかぶせて表面の乾燥を防止して下さい。

この間に、中に包むプロセスチーズをカットして6分割しておきましょう。ああ、カットが雑…笑。

 

プロセスチーズを生地に包む

 

生地のとじ目を上にし、空気を抜くように生地を平らにのばします。

チーズを中央に置き、包んでいきます。

 

チーズを包んだ直後のパン生地
ホイロ後のチーズパン

 

とじ目を下にし、間隔を開けてオーブンシートの上に並べます。

左が包んだ直後の様子です。二次発酵させると、右の画像のように膨らみます。

今回はオーブンの発酵機能を使い、40分ほどかかりました。

 

手作り(手ごね)のプロセスチーズパン焼き立て

 

切れ込みを入れ、200度に予熱したオーブンで15~20分ほど焼いたら完成です。

チーズが溶け出てない!嬉しい!!

 

食べきれない分は、(一つずつ)袋に入れて空気を抜き、さらにジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存できます。トースターで温めなおせば、一か月くらいは美味しく食べられます。

 

残ったチーズの保存方法

350gのチーズを一度に使うのは、なかなか難しいです。

そこで、チーズの保存方法について少し触れたいと思います。

 

使いかけの残ったチーズを、適当に冷蔵庫に入れておいたらカビが生えていた、なんていう事態は避けたいですよね。

 

プロセスチーズブロックの切り口

 

切り口をしっかりラップで覆い、2~3日は冷蔵保存でも大丈夫ですが、それ以上はどうかな!?という気がしています。

 

そこで、残ってしまった食べかけのチーズは冷凍保存が便利です。

ただ、冷凍すると食感が変わってしまうため、おつまみ等の生食には向きません。

加熱して食べるようにして下さい。

 

使いやすい大きさにカットし、1つずつラップで包み、ジッパー付きの冷凍保存袋に入れます。

保存できる期間は一か月ほどですが、早めに食べきるようにしています。

 

まとめ

 

 

プロセスチーズは加熱しても溶けにくく、パンの切れ込みから出ることもありませんでした。

おかげで、焼成に使用しているベーキングシートの後処理も簡単で助かりました。

 

それに、なんといってもプロセスチーズの価格は良心的!

今回使用したブロックタイプのものは、あらかじめスライスされているものよりも、かなりお安く販売されています。

 

賞味期限も長め(購入した時点から半年以上先)に設定されているので、買い置きしておける点も便利だなと思いました。

 

ブロックチーズを切るのが面倒なときは、サイコロ状のチーズが便利です◎