ココナッツオイルとライ麦のパン
我が家の冷蔵庫に鎮座しているココナッツオイル。
こちらを消費すべく、バターの代わりにココナッツオイルを使ってライ麦のミニ食パンを焼きました。
先日焼いたココナッツオイル&全粒粉のパンが意外と美味しかったので、今回はライ麦のパンをパウンド型で焼いてみました。
前回は固形の状態で生地に混ぜ込みましたが、今回は液体の状態で加えてみることに。ココナッツオイルは24度以上になると液体になります。
必要な分を冷蔵庫から取り分け、35度くらいに温めた仕込み水に加えると溶けます。
オリーブオイルのような使い方です。
粉は以前紹介した国産小麦・南のめぐみという強力粉に、ライ麦粉を2割ブレンドしました。
使用したパウンド型のサイズは、横8cm(7cm)×奥行21.5cm(20.5cm)×高さ6cmです。
※カッコ内は、底部の大きさ。
ライ麦 ミニ食パンのレシピ
パウンド型1台分の材料です。
材料
- 強力粉 200g
- ライ麦粉 50g
- ぬるま湯 150g
- 塩 2.5g
- パン酵母 2g
- ココナッツオイル 10g
作り方
強力粉、ライ麦粉、塩をボウルに入れて軽く混ぜ、上にパン用の酵母を振り入れます。
ぬるま湯とオイルを一度に加え、こねます。
10分くらいしっかりとこね、ボウルの上部にラップをかけて一次発酵させます。
室温26度、2時間でこの状態まで発酵が進みました。
思いがけないスピードで発酵が完了したので、慌てて家事を切り上げて次の作業へ…。
もう少し酵母の量を減らしても良かったですね。
そろそろ、過発酵に注意せねばならない季節がやってきます。
発酵が終わったら、こね台(ここではシルパッドを使用)などの上に生地を取り出し、4分割して、15分生地を休めます。
生地を丸めなおし、パウンド型に端からきっちり並べます。
※焼いたパン生地が型にくっつく場合、オーブンシートを敷いておくと取り出しやすく、後片付けもラクで良いです。
二次発酵は40分ほどかかりましたが、この時間はあくまでも目安です。
その後、200度に予熱したオーブンで25分焼成しました。
焼きあがったら型から取り出し、粗熱をとります。
薄くスライス→サンドイッチにして食べています。
きゅうりが安くなってきました。
塩もみしたきゅうり+バターのサンドイッチが好きなので嬉しいです。
オーブンの同時調理について
普段使っているオーブンは庫内容量が30Lで、付属の天板が2枚。
せっかく予熱させて稼働させるのに、パウンド型ひとつだけというのもなんだかなぁ…ということで、同時調理しています。
パンを庫内に入れる時に、同時に調理したい食材を入れるだけです。
ホーロー容器に玉ねぎ&にんにくを適当な大きさに切って入れ、オリーブオイルを回しかけました。
15~20分くらいで食材に火が通るので、途中で取り出します。
アルミ箔でも出来ますが、毎回だともったいない!のでホーロー容器を使用しています。
食べきれない分は蓋をして冷蔵庫に保存できるので、便利です。
まとめ
途中、あやうく過発酵になるところでした。もうそんな季節…!
季節といえば、バラの見頃も終わってしまいましたね。
ちょっと憂鬱ですが、もうじきアジサイが咲きだしますのでそちらを楽しみにいたしましょう。
焼きあがったパンの話に戻ります。
ココナッツオイルの香りはさほど感じられず、あっさりとした焼き上がりでした。
オイルは液体、固体、どちらの状態で加えてもさほど変わらないので(そりゃそーだ)、やりやすい方でというのが結論です。
砂糖・蜂蜜等の甘味料を加えずにパンを焼くため、相変わらず焼き色は付きませんが、ライ麦粉特有の香ばしさも感じられ、なかなか美味しく焼けたかな。
パウンド型については、こちらの記事で色々と書いております。
おすすめのオーガニック・ココナッツオイル(コールドプレス製法)です。