手ごねでオートミールのちぎりパンを焼く(バターなし)
神社の近くを通ると、年末の雰囲気が感じられる今日この頃。
今年はあっという間だったような、長かったような1年でした。
年賀状も無事に投函し、ホッとしたところです。
さて先日、オートミールのちぎりパン(手ごね)を焼きましたのでそのときの記録を。
砂糖なしはいつものことですが、バターなしで油脂はオリーブオイルを使用しました。
関東も冬らしい気温になってきて、生地の発酵も思うように進まなかったり…。
色んな工夫をしながらどうにか焼き上げましたので、紹介したいと思います。
まずは基本的なことですが、仕込みに使う水の温度に注意。
これは普段から気を付けている点です。
夏はそれほど神経質にならずとも発酵してくれるのですが、冬場は必ず40度前後(温度計の使用を推奨)のぬるま湯を用います。
イースト等・パン酵母の働きが良くなります。
加えて、スケジュールに余裕を持つ、という点も大切です。
朝にパン生地をこね、昼前には焼き上げたいというのが私の理想なのですが、冬場は生地がなかなか膨らまないため、思い通りにいかないことの方が多いです。
昼過ぎになっても、一次発酵が終わってないこともしばしば。
このペースでいくと夕飯の支度と重なってしまう、というときは続きの工程を翌日に持ち越すようにしています。
※室温が低い場合はそのままでもいいのですが、心配な場合はパン生地を冷蔵庫に入れるなどしておくと安心です。
やってはいけないのは、発酵が足りないまま次の工程に移ってしまうことです。
一次発酵を途中で切り上げてしまうと…失敗します。
ちぎりパンの作り方(18センチの型を使用)
材料
強力粉 180g
オートミール 40g
塩 2g
酵母 1.5g
水 135g
オリーブオイル 5g
作り方
ボウルに粉類(強力粉・オートミール・塩)を入れ、軽く全体を混ぜます。
酵母を振り入れ、40度に温めた水、オリーブオイルも加えます。
全体に水分をなじませるようにしてひとかたまりにしたら、10分くらいこねます。
こねあがった生地をボウルに入れて、ラップを被せたら一次発酵を行います。
季節を考えてパン酵母の量を増やしたせいか、捏ね上げてから5時間ほどで発酵が完了しました。
こちらが発酵後の生地の様子です。
オートミールの粒々が確認できますね。
軽くガス抜きをした後に16分割し、軽く丸めて10分のベンチタイムをとります。
かたまりが小さいので乾燥しやすいです。表面が乾かないよう、ぬれ布巾をかけるなどして下さい。
丸め直し、スクエア型に並べます。
オーブンの発酵機能(40度に設定)を使用し、二次発酵を行います。
この日は、二次発酵に50分を要しました。
生地の温度が低かったのか?前回よりも時間がかかりましたが、写真の通りふっくらと隙間なく発酵しています。
200度に予熱したオーブンで20分焼いたら完成。
すぐに型から外し、網の上で熱を取ります。
焼き芋の話
近所の無人販売所で、サツマイモを入手。
ちぎりパンを焼成中の下段で、焼き芋を焼きました。
このサツマイモ、4本で100円でした。安い。
(スーパーだと1本200円くらい。)
品種の記載はなかったのですが、ホクホクで美味しいお芋でした。
散歩コースに直売所があるので、いつも小銭と袋を持ち歩いています。
たまに野菜を並べるおばあちゃんに会えて、ちょっとお話をして来ます。(癒やされる!)
私しか食べない焼き芋。
食べきれないので、冷凍保存してちまちまといただきます。
まとめ
ちぎりパン作り、なんだか楽しくなってきました。
きちっと型にはまったパンが焼きあがると、なんとなくキリッとするような?笑。
4つに割って冷凍しておけば、食べたいときにリベイクして食べられるのでとても良いです◎
スクエアの形のパンは、サンドイッチにしやすいところも気に入っています。
日課になっている早朝の散歩。
ペラッペラの手袋は、いよいよ厚手のものに変更。
きーんと冷えた冬の朝の空気っていいなと思います。
駅から離れた散歩コースを進めば、星も(まあまあ)キレイに見られます。
オートミールを生地に加えるとあまり膨らまない気がするので、ボリュームが出やすい小麦粉をチョイスしてみました。
はるゆたかブレンド 2.5Kg /パン用小麦粉 【江別製粉 北海道産小麦 ハルユタカ 強力粉】