まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

ドライいちじくとクルミのライ麦カンパーニュの作り方(直径20cmのざる使用)

いちじくとくるみのライ麦カンパーニュ

いちじくとクルミのライ麦カンパーニュを手ごねで作る

秋らしくなってきました。

そろそろ羽毛布団を出そうか?いや、まだ早い?と悩みつつ、いまだタオルケット1枚で寝ています。

 

スーパーでは、様々な品種のぶどうが売っています。

特別好きということもなかったのですが、数年前にラジオ番組「日曜天国」で安住氏が「ナガノパープル」について熱く語っているのを思い出しました。安住氏、ぶどうがお好きなようで。

彼がそこまで言うのならば、と試しに買ってみましたら、お、おいしい!

皮ごと食べられる、種なしの紫色のぶどう。見かけたら、試してみて下さい。

 

さてここのところ、パンはカンパーニュばかり作っています。

分割の工程がなくて楽、というのもありますが、なにより味が好き。

ライ麦を約20%配合して焼いています。

 

一時期よく焼いていた、ドライフィグ(白いちじく)が入ったカンパーニュが食べたくて、久々の購入。白いちじくって、特有のプチプチがくせになります◎

 

ドライフルーツを入れるのならばクルミも加えましょう、というところで、今日はドライいちじくとクルミのライ麦カンパーニュの作り方の紹介です。

100均で買った、直径20センチのざるで発酵させています。

 

ドライいちじくとクルミのライ麦カンパーニュの作り方

材料(直径20cmのざる1台分)

強力粉 255g

ライ麦粉 65g

塩 3g

酵母 2g

水 210g

 

ドライいちじく 120g

クルミ 80g

 

水は30度くらいに温めておきます。

いちじくは4分割にカット。

クルミは空焼きして冷まし、粗く砕いておきます。

 

作り方

大きめのボウルに強力粉、ライ麦粉、塩を入れてまぜます。

酵母をのせ、温めた水を加えます。

 

強力粉、ライ麦粉、塩をボウルに入れる
小麦粉類に水を加えて撹拌

 

ドレッジ(カード)を使って生地をまとめながら、8分くらいこねます。

 

具を加える前のカンパーニュ生地
パン生地にドライいちじくとクルミを加える

 

カットしたドライいちじくと軽く砕いたクルミを加え、さらに2分ほどこねます。

※具材を加えるタイミングは、生地を捏ねあげてから。

 

具が全体にいきわたったら、ひとつにまとめてボウルに入れ、ラップをかぶせて一次発酵を行います。

27度前後の室温で4時間弱でしたが、あくまでも目安です。

 

捏ね上げ直後のカンパーニュ生地
カンパ生地の一次発酵完了目安

 

ライ麦粉&具入りなので、あまり大きくは発酵しませんね。

生地をそっと取り出し、ガス抜きをして丸め、濡れぶきん等をかぶせてベンチタイムを20分。

 

再び丸め直し、とじ目をしっかりとじます。

とじ目と逆の方にライ麦粉をまぶします。(ざると生地がくっつかないようにするため。)

ざるの下に、粉を受けるボウルをセットしておきます。

とじ目を上にしてざるに入れ、二次発酵へ。

 

ざるでいちじく入りのカンパーニュを二次発酵
オーブンの発酵機能を使ってカンパーニュを二次発酵

 

オーブンの発酵機能を使って二次発酵を行いました。

40度の設定で50分ほど。

 

二次発酵後、オーブンシートに移したカンパーニュ生地
クープを7本入れたカンパーニュ生地

 

ざるを返し、オーブンシートに移します。

(今回も、ざるに生地がくっつきませんでした。気持ちいい!)

 

ナイフの刃を水で濡らし、クープを入れます。

220度に予熱したオーブンで10分、その後180度に落としてさらに20分。

 

今まで、焼成の後半はスチームをオフにしていたのですが、入れっぱなしにするとどう違うのかな?と気になり、オンにしてみました。…が、あまり違いは感じられず・笑。この件に関しては、しばらく様子見です。

 

焼きたてのいちじく&クルミのカンパーニュ
いちじく&クルミのカンパーニュ・断面画像

 

焼き上がり画像です。

ざるで発酵させても、ちゃんとカンパーニュが焼けて嬉しい。

網の上で熱を取り、半分にカットしてみました。

いちじくとクルミがぎっしりなので、少量でも満足できます。

いつものように、薄くスライスして冷凍庫で保存。

 

まとめ

ライ麦入りの、素朴で味わい深いカンパーニュの紹介でした。

和風でも洋風でも、どんなおかずとも相性がいいなあと思います。

 

ドライフルーツ&ナッツの組み合わせ、最強。

そのまま食べても美味しい、トルコ産のドライ白いちじく。

有機栽培されたものが安心かな◎