まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

もち麦ごはん入りのカンパーニュを手ごねで作りました

もち麦ごはん入りの手ごねカンパーニュ

もち麦ごはんをパン生地に練り込む

普段お米を炊くときは、もち麦を混ぜています。

割合は、白米3:もち麦1だったり、1:1だったり、まちまちです。水分を多めにすると、上手に炊くことが出来ます。冷めてもかたくならないのが不思議。

 

もち麦は腸にいいらしいとのことで取り入れた食材なのですが、言われてみればそうかもしれません。

それよりなにより、ぷちぷちとした食感が気に入っています。

クセはそれほどないように思いますが、周りの男性陣からはいささか不評。

 

もち麦(ダイシモチ)のパッケージ
炊いたもち麦ご飯150g

 

岡山県産のダイシモチ、という種類のもち麦を取り寄せました。

色がついているもち麦なんです。珍しいですよね。

栄養価も豊富とのこと。

 

炊き上がったもち麦ごはん130g分を取り分け、パン生地用にと冷ましておきました。

今日は、もち麦ごはんをパンの生地に練り込んでカンパーニュを焼いた、という話です。

 

実はこのパン、2回目のチャレンジなのです。

前回は水分を加えすぎて大失敗したので、リベンジです。

水分の加減て、難しい!

 

もち麦入りの生地でカンパーニュ◎作り方

材料

  • 準強力粉(E65) 250g
  • 塩 3g
  • 水 150g
  • パン用の酵母 3g
  • もち麦ごはん(炊いたもの) 130g

 

水は35度に温めておきます。

もち麦ごはんは、炊いたものを冷ましておきます。

 

作り方

ボウルに準強力粉、塩を入れて混ぜます。

酵母、温めた水を加えます。

手で5~6分生地をこねてもち麦ごはんを混ぜ込み、さらに3分くらい捏ねます。

 

パン生地にもち麦ごはんを加える
もち麦入りのこねあがったパン生地

 

ひとつにまとめてボウルに入れたらラップで覆い、一次発酵。

25度くらいの室温でしたが、発酵は2時間弱で完了。

 

発酵後のカンパーニュ生地
打ち粉を多めにしてざるで発酵中

 

生地を取り出して軽くガス抜きをして丸め、20分のベンチタイム。

再び丸めなおして、表面に粉をふってざるで発酵させるのですが…。

今回は、打ち粉をライフレークにしました。

小麦粉よりも、生地がざるにくっつきにくいような気がするのです。

 

とじ目を上にした生地をざるに入れて二次発酵の工程へ。

オーブンの庫内で行いました。40度の設定で45分くらい。

 

発酵後の生地をオーブンシートに返します。

ナイフで深めに十字のクープを入れて、予熱した220度のオーブンで10分。その後、180度で20分焼きます。最初の10分だけ、スチームを入れています。

 

深めに十字のクープを入れる
もち麦カンパーニュ・焼き上がり画像

 

焼き上がり。

クープが埋もれてしまったのが、残念。

網の上で冷ましてからスライスしてみました。

断面から、もち麦の粒が確認できます。

もう少し、高さのあるカンパーニュになる予定でしたが。

 

もち麦ごはんカンパーニュの断面
余熱を利用・グリル野菜

 

右は、オーブンの余熱を利用して焼いた野菜たち。

ホーローバットに、トマト&新玉ねぎを入れてグリル。

何も味付けしなくても、甘くて美味!

 

まとめ

パン生地にごはんを混ぜ込むレシピというものを目にしたことがあったので、「もち麦でもいけそう」と思い立ちました。

味わったことのない、不思議な食感でした。

べたつきやすいので、水分の調整に手間取りましたが。

 

生地がざるにくっつきやすいので、打ち粉を多めにしたり、フレーク状のものにするなど工夫が必要だと思いました。

この生地で、カンパーニュ以外のパンも焼いてみたいです。

具材をあれこれ入れるより、生地そのものを味わうのに良さそうなパン。

 

きゅうりが安くなってきたので、大好きな塩もみきゅうりとバターのサンドイッチにして食べました。