手ごねでノンオイルの白パンを作る
今日の記事は、ノンオイルの白パンを手ごねで作った様子をまとめたものです。
ノンオイルのパンって、固いのでは?美味しくないのでは?と思われる方もいると思います。
確かに、パンを作るときに適量のバターやオイルなどの油脂類を加えると、生地の伸びがよくなりますし、ふんわり・ふわふわの焼き上がりになります。
バターをパンの材料に使うと、色づきや香りがいいですよね。
私自身、ノンオイルのパンを焼く前は多少の不安はあったのですが、想像以上にふんわり・ふわふわの白パンを焼くことが出来ました。
鍵となるのは、はちみつです。
アカシアの蜂蜜をいただいたので、パン作りに活用しようと思い立ちました。
油脂類を入れないとパンが固くなる、と思われている方は、後ほど紹介するレシピを試してみて欲しいです。
ノンオイルの白パンがどんなものか気になる方は、最後までお付き合い下さると嬉しいです。
はちみつ 白パンの手ごねレシピ
はちみつ入りの白パン6個分の手ごねレシピです。
原材料、作り方、カロリーの順で紹介します。
原材料
- 強力粉 300g
- 塩 3g
- はちみつ 24g
- 水 186g
- 酵母 2g
作り方
小さめの器に蜂蜜を入れ、水(35℃に温めておいたもの)を加えてよく溶かしておきます。
ボウルに強力粉、塩を入れてざっと混ぜ、酵母を振り入れます。
蜂蜜を溶いた水を加えてひとまとめにしたら、生地を台に移して10分くらいしっかりこねます。
ボウルに戻し、ラップで覆うなどして一次発酵させます。
これは一次発酵後の画像ですが、少々…過発酵ですね(汗)。
気を取り直しまして・笑、生地の大きさが2倍くらいになったら6分割して軽く丸め、ベンチタイムを10分とります。
丸め直し、とじ目をしっかりと閉じたら生地に強力粉をふり、菜箸を当ててぎゅ~っと押します。
作業風景は、このような感じです。
菜箸を転がし、しっかりと割れ目?溝?を作って下さい。
天板にオーブンペーパーを敷き、生地をのせて30分の2次発酵を行います。
(オーブンのスチーム&発酵機能を使用しました。)
170℃に予熱したオーブンで15分焼けば、蜂蜜入り・白パンの完成です。
低温で焼くことで、このような焼き目のない真っ白なパンになります。
わが家は電気オーブンなのですが、ガスオーブンを使用している方は150~160℃でも良いかもしれません。
カロリー
カロリーは、全量で1171kcal。
白パン1つ当たりのカロリーは、195kcalです。
白パンに使用した小麦粉は、北海道産の強力粉春よ恋100%です。
ハチミツと小麦粉の組み合わせを変えて焼いてみるのも楽しそう。
蜂蜜の効果 ふわふわの白パンにするために
蜂蜜をパンに入れるとどんな効果があるのでしょう?
- 焼き上がったパンは、ほんのり蜂蜜の香りがします。風味を楽しむためにも、ぜひお気に入りの蜂蜜を使って欲しいところです。
- 蜂蜜の保水性によってしっとり感が長続きし、翌日でも固いパンになりません。パサパサのパンにならないのは、嬉しい効果ですよね。
ただし、蜂蜜の入れすぎには注意して下さい。
入れすぎることにより、パン生地の発酵を妨げてしまいます。
(今回のレシピでは、強力粉100に対して8%加えました。おそらく10%くらいまでは大丈夫だと思います。)
蜂蜜は砂糖の1.3倍の甘さです。
そのため、砂糖→蜂蜜に置き換えてパンを作る場合、量を減らす必要があります。
はちみつは砂糖とは違って粉末ではありませんから、加水を減らさないと生地がべたつく原因になります。
糖分が高いパンは焼き色が濃くでてしまい、焦げやすくなります。
甘いパンが食べたいときは、焼きあがったパンにジャムやハチミツなどを塗って食べるのがいいと思います。
ふわふわのパンにするためのポイントは、分割を大きめにすること。
大きめに分割することで、焼成中の水分の蒸発を防ぎます。
白パンに使用した、アカシアの蜂蜜がこちらです。
あっさりとした上品な甘さのハチミツでした。
はちみつは、旅行中に立ち寄ったお土産屋さんの店先にあるとつい手に取ってしまいます。
花の種類によって味が違うのが面白いですし、食べ比べするのもいいですよね。
最後に
ノンオイルの白パンの記事、いかがでしたか?(白パンって、流行りましたよね。)
ひきが強くもっちりとしたパンは、ハマってしまいそうです。
保水効果のある蜂蜜を使用することで、ノンオイルでも柔らかいパンを焼くことが出来て良かったです。
いつも野菜をくれるご近所さんに、おすそ分け。
今回のレシピは蜂蜜の消費にも役立つと思いますので、気が向いたら作ってみて下さい。
蜂蜜って…残りがちじゃないですか?(うちだけかしら…)