小麦ふすま(ブラン)とは?パンを手作り
小麦ふすまってご存じでしょうか。別名、小麦ブラン。
「小麦ふすま」よりも「小麦ブラン」という呼び名を目にする機会が多いかなと感じています。
ブランとはぬか・ふすま、という意味だとか。
小麦ふすまのパッケージの原材料名は「有機小麦」となっており、説明書きには「小麦の外皮の部分」との記載がありました。
そんな小麦ふすまの栄養成分に注目してみますと、なんといっても食物繊維が豊富。
その他、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅なども含まれているそう。
確かに、手元にある強力粉(はるゆたかブレンド)と栄養成分を比較してみても、エネルギー・糖質は低めなのに、たんぱく質・食物繊維の値が高いことが分かります。
小麦ふすまとは?に関してはなんとなくイメージがついたでしょうか。
今日のブログ内容は、小麦ふすまと強力粉を使ったパンを手作りした、というものです。手ごねのレシピ(作り方)を載せますので、ご参考までに。
今回購入したのは、こちらの写真の小麦ブラン(有機栽培・750g)。
750gの割には、カサがあるなと思いました。使い切れるか心配ではありますが、まあ大丈夫…かな。
加熱処理されていない状態の小麦ふすまは、穀物独特の香ばしさを感じます。
「米ぬか」にも近いように思いますが、手作りしたふすまパンを食べてみるとそれほどクセは気になりませんでした。
ふすまの割合は全体の2割です。もう少し多くても良さそうなので、次回は3割まで増やしてみたいと思います。
小麦ふすまのパンレシピ(手ごね)
材料(7個分)
強力粉 320g
小麦ふすま 80g
塩 4g
パン用の酵母 3g
水 256g
オリーブオイル 12g
作り方
強力粉、小麦ふすま、塩をボウルに入れて全体を混ぜます。
酵母を入れ、40度に温めた水とオリーブオイルも加えます。
生地をひとまとめにして、10分くらい手ごねします。
ラップで覆い、一次発酵を行います。
冷え込んだ日でしたので、生地の発酵を促すためにこんな事(保温)をしてみました。
厚手の鍋、1/3くらいに45度のぬるま湯をはり、その上にパン生地を入れたボウルを置きます。
※湯が熱すぎると酵母が死滅してしまうので注意。
1時間おきに様子をみつつ、発酵を行いました。
水の温度が下がってくるので、湯を足すなどの対処をします。
※コンロの火をつけて加熱する場合は、危ないので上のボウルは外します。
発酵させた生地を台などにそっと取り出し、軽く上からおさえる作業(ガス抜き)を行います。
7分割して軽く丸め、生地の乾燥に注意しながらベンチタイムを10分とります。
丁寧に丸めなおし、二次発酵を行います。
オーブンの発酵機能(40度に設定)を使用し、30分。
よく切れるペティナイフでクープを入れます。
一回ごとにナイフを水でぬらしながら行うと、生地が刃に付きにくいです。
210度に予熱したオーブンで10分焼成。(オーブンによって調整してください。)
2段焼きです。下段では焼き芋を焼きました。
八百屋で購入した、細めのシルクスイート。
まとめ
ふすまを混ぜ込んだパンは、滋味あふれる味がしました。
今回は、小麦ふすまの味を知るためにシンプルな配合にしてみましたが、ドライフルーツやナッツを加えて焼き上げても良さそうです。
2021年。
健康に過ごせるよう、ちょっとだけ体に良さそうなパンを焼いていきたいです。
ふすまは小麦の外側の部分なので、農薬等が心配な私は、(それほど心配しなくてもいいのかもしれませんが)有機栽培された商品を選んでいます。
虫がつきやすいので冷凍保存推奨、とのことです。内容量が少なめの商品が良さそう。