まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

小麦ふすま&カレンツのカンパーニュ 作り方の紹介

小麦ふすまとカレンツのカンパーニュ

 

小麦ふすま&カレンツのカンパーニュを焼く

9月なのに、この涼しさ。

そして、このあたりでは金木犀が咲いています。彼岸花もあちらこちらで見かけます。

 

残暑きびしい9月、となるよりはいいのですが、一体どうしたのでしょう。

野菜も高いし…。昨日は直売所で、レタスが500円以上で売っていました。

さ、さすがに買えない…!

 

さて、今日は小麦ふすまを配合したカレンツのカンパーニュの紹介です。

レーズンよりもちょっとだけお高いカレンツですが、セールで安く手に入ったので、パンに投入。そのまま食べても美味しい、大好きなドライフルーツです◎

 

国産小麦「ミナミノカオリ」パッケージ
オーガニック栽培のカレンツ1kg

 

メインに使った粉は、国産小麦の「ミナミノカオリ」という強力粉。

パン作りをはじめた頃、カンパーニュは準強力粉で焼いていましたが、強力粉でも大丈夫なことがわかりました。※個人の感想です。

今ではあまり意識せず、ストックしている粉で焼くことが多くなりました。

 

手ごねは、粉による違いが感じられていいですね。

小麦ふすまは、久々の登場。

おなかの調子を整えるべく、取り入れてみました。効果があるといいなあ。

 

ふすま&カレンツのカンパーニュ 作り方

材料

強力粉 272g

小麦ふすま 48g

塩 3g

酵母 2g

水 212g(30度くらいに温めておきます)

カレンツ 100g

 

作り方

ステンレスのボウルに、計量した強力粉、小麦ふすま、塩を入れます。

全体を混ぜ、かたまりなどが無いようにしたら酵母を加えます。

 

国産小麦と小麦ふすまをステンレスのボウルに入れる
カンパーニュの材料(粉類)
国産小麦とふすま、塩に酵母と水を加えて休ませる

 

30度に温めた水を入れ、ヘラ(手でも可)でまとめます。

ラップ等をかけて乾燥しないようにし、常温で30分くらい休ませます。

 

休ませたあと、手で8分くらいしっかりとこねます。

こねあがる少し前の段階で、カレンツを加えてます。

そこからさらに2分ほどこね、生地をまとめてラップ等をかけ、一次発酵へと進みます。

 

カレンツ入りカンパーニュの生地の一次発酵
一次発酵後の具入りカンパーニュ生地

 

左がこねあがった直後で、右が発酵後の生地の様子です。

この日の部屋の温度は27度だったのですが、発酵にかかった時間は2時間弱でした。

 

発酵が終わった生地をそっと取り出し、軽く丸めてぬれ布巾などをかけ、ベンチタイムを20分とります。

再び丸め直して、とじ目を上にしてざるの中で二次発酵させます。

 

これまではざるに粉を振っていたのですが、今回は生地に直接粉をまぶすやり方にしてみました。平らな皿に少量の小麦ふすまを入れておき、そこに生地(ざるに接地する部分)を押し当てます。

 

小麦ふすまを皿に出す
カレンツカンパーニュの生地を二次発酵させる

 

その後、受け皿がわりのボウルの上にざるを乗せ、生地を入れて二次発酵させます。

オーブンの発酵機能(40度設定)を用い、40分かかりました。

ざるをひっくり返し、オーブンシートの上に移動させます。

 

小麦ふすま入りのカンパーニュをシートの上に移す
カンパーニュにクープを入れる
カレンツと小麦ふすまのカンパーニュ・焼き上がり

 

ざるにくっつくことなく移動できました!

ナイフでクープを入れ、220度に予熱したオーブン(スチームあり)で10分焼いた後、180度(スチームなし)に下げて20分焼きました。

 

焼きあがったら網の上に移動させて熱を取り、カットは冷めてから行います。

 

薄めにスライスし、冷凍庫で保存するのがおすすめ。

かたまりのまま冷凍すると、食べるときに面倒。

スライスしておけば、リベイクするのもらくちんです。

 

カレンツとふすまのカンパーニュを半分にカット
スライス済みのカンパーニュ

 

まとめ&味の感想

カレンツの、甘すぎないところが良かったです。

レーズンよりもしっかりとした酸味があります。

 

小麦ふすまを打ち粉に使ったせいなのかどうかは定かではないのですが、ざるに全く生地がつかなかったのが嬉しい!

粉は、ざるではなく生地の方にまぶしたほうがいいですね。

 

ただ、ふすまはちょっとクセがある食材。もしかしたら苦手な人がいるかもしれません。

全粒粉多めの茶色いパンが好きな方なら平気だと思いますが、真っ白いふわふわのパンが好きな方は、どうかな?