まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

グリーンレーズンのライ麦カンパーニュを焼きました◎とかち野酵母使用

グリーンレーズンのライ麦カンパーニュ

グリーンレーズンのライ麦カンパーニュ

とかち野酵母を使い、グリーンレーズン入りのライ麦カンパーニュを焼きました。

グリーンレーズンは産地が気になってなかなか手を出せずにいたのですが、よさそうなイラン産のものを見つけたので。

 

味は、とても甘いです。

カレンツの甘酸っぱさに慣れてしまうと、かなり甘い。

名前の通り、見た目が緑色なのでパンに練り込むと印象がかなり変わります。

(普通のレーズンだと、ダークな焼き上がりですよね。)

 

グリーンレーズン120g

 

皿に出してみました。緑が鮮やか。

風味が爽やかなのも、特徴のひとつかなと感じました。

では、グリーンレーズン入り・ライ麦カンパーニュの作り方の紹介です。

ライ麦を、きもち多めに配合しました。

生地のなまやけ防止のため、小さめです。

 

グリーンレーズンのカンパーニュ(とかち野酵母使用)の作り方

材料(直径20㎝のざる1台分)

準強力粉(E65) 210g

ライ麦粉 90g

塩 3g

とかち野酵母 3g

水 210g(40度に温めておく)

グリーンレーズン 120g

 

グリーンレーズンの下処理
グリーンレーズンの水気を切る

 

グリーンレーズンは、下処理をします。

熱めの湯にさっとくぐらせてザルにあげ、よく水気を切っておきます。

レーズンがふっくらするのと、汚れを取り除く目的で行います。

 

作り方

とかち野酵母は、予備発酵が必要なものを使用しています。

夏はこの工程を省いても問題なく発酵するのですが、冬はなかなか難しいですね。

 

カンパーニュの材料
粉に水分を加えて混ぜる

 

ボウルに準強力粉(E65)、ライ麦粉、塩を入れて混ぜます。

予備発酵を行ったとかち野酵母液、40度に温めた水を加えて混ぜます。

手で7~8分くらいこね、こねあがったタイミングでグリーンレーズンを投入して混ぜ込みます。

 

とじ目を下にしてボウルに入れ、ラップをかけて一次発酵を。

 

レーズンを混ぜ込んだパン生地を発酵させる
ヨーグルトメーカーの上で生地を発酵させる
グリーンレーズン入りのパン生地・発酵完了

 

まだ寒いので、ヨーグルトメーカーの上にボウルを乗せて生地を発酵させています・笑。

この日は温度を32度に設定しました。5時間弱で発酵完了。

 

生地を取り出して、軽くガス抜きをします。

20分ベンチタイムをとり、丸めなおして表面にライ麦粉をまぶします。

粉をまぶした側を下にして、ざるに入れて二次発酵。

 

ライ麦粉を皿に入れて生地にまぶす
ざるにパン生地を入れて二次発酵中
二次発酵完了の目安

 

二次発酵は、いつものようにオーブンの中で行いました。

スチームを用いた発酵機能→40度で1時間弱。

ライ麦を多めに配合したので(30%)、あまり膨らみませんね。

 

オーブンシートに生地を返し、深めに十字のクープいれます。

220度に予熱したオーブンで10分、その後180度に下げてさらに20分焼成。

※スチームを入れました。

 

パン生地に深めの十字の切り込みを入れる
手ごねしたグリーンレーズンのライ麦カンパーニュ・焼き上がり画像

 

焼けました!

焼きあがったパンは、網の上で冷まします。

表面のレーズンは黒くなってしまったけれど、切ってみると中のレーズンは薄緑色です。

 

カンパーニュの断面画像
シルクスイートの焼き芋

 

カンパーニュの断面と、余熱で焼いたシルクスイートの焼き芋です。

どちらも、バターとよくあうのです◎

 

味の感想

生地に対して40%ものグリーンレーズンを入れましたところ、予想以上に甘いパンになりました。私には甘すぎました。

そんなわけで、スライスしてちびちびと食べています。(糖分対策)

次はもっとレーズンの割合を減らすか、甘みの少ないドライフルーツをミックスするか…。

ナッツを混ぜて、香ばしさを加えてみようかな。

 

だいぶ、春めいてきましたね。

夜明けも早くなりました。

手のしもやけも、だいぶ良くなってきて。あともう少し。

油断せずに、ケアしたいと思います。

 

さて。中国産以外のグリーンレーズンは、珍しいです。

そんなに高くないし、これからも取り扱って欲しいなあ。