まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

小麦ふすまのクッペ~とかち野酵母で長時間発酵~

小麦ふすまのクッペ・とかち野酵母使用

 

とかち野酵母で小麦ふすまのクッペを焼く

とかち野酵母を使用して、小麦ふすま(ブラン、とも言います)入りのクッペを焼きました。手ごねです。

今回は、冷蔵庫で長時間発酵させました。

とかち野酵母は、乳化剤が入っていない予備発酵が必要なものを使っています。

 

気温が高い日が続いていたため、半袖を出しました。プチ衣替え中。

昼間は半袖でも過ごせるほどの室温です。

そんなわけで、パン生地の発酵も、進む進む。

 

ともすれば過発酵になりかねないので、発酵の途中で冷蔵庫に入れます。

メインに使用した強力粉は、使い切ってしまいたかった国産小麦のはるゆたかブレンド・300g。

それに、小麦ふすま50gを足しました。

水分はシンプルに、水のみ。

砂糖は、酵母の予備発酵時に0.5gだけ入れました。

 

油分は、無塩バター。

オリーブオイルでも良かったのですが、使いかけのバターが冷蔵庫にあったのでそちらを使用。やはりバターを加えると、風味が良いですね。

コクのある、芳醇な香りが漂います。

 

クッペの形成が少々面倒なので、4分割にしました。

そのため、やや大きめサイズに仕上がります。1個だと多いので、半分ずつ食べています。

 

クッペの作り方 とかち野酵母・長時間発酵編

材料(4個分)

強力粉 300g

小麦ふすま 50g

塩 3.5g

とかち野酵母 2g

きび糖 0.5g

水 230g

無塩バター 10g

 

水は35度にあたためておきます。

バターは室温に戻し、柔らかくしておきます。

 

とかち野酵母は予備発酵が必要なタイプを使用していますので、あらかじめ発酵させておきます。

予備発酵の手順は、以下の通り。

 

材料の水の中から30gを小皿に入れ、きび糖を溶かします。

そこに、とかち野酵母を振り入れて清潔なスプーン等でかき混ぜ、15分待ちます。

 

とかち野酵母・予備発酵中

 

作り方

強力粉、小麦ふすま、塩をボウルに入れて混ぜます。

とかち野酵母の液体(予備発酵させたもの)とあたためた水を加え、生地をまとめます。

 

小麦ふすま50g、はるゆたかブレンド300g
小麦粉類に加水し、バターを加える

 

柔らかくした無塩バターを加えて10分ほど生地をこね、とじ目を下にして丸めます。

生地が乾燥しないように、ボウルの表面をラップで覆います。

 

小麦ふすま入りのパン生地・こねあがり
長時間発酵させた小麦ふすまのパン生地

 

ここから一次発酵を行いますが、この段階である程度発酵させてから冷蔵庫に入れます。7割くらい発酵させるイメージです。

 

この日は室温23度。

3時間半ほど発酵させた後、12時間冷蔵庫で発酵させました。

 

冷蔵庫から取り出し、思ったほど発酵していなければ室温で(もしくはオーブンの発酵機能で)十分に発酵させます。

ボウルから生地を台に移し、軽くガス抜きをして4分割。

 

ガス抜きして分割したパン生地
クッペ型に形成したパン生地

 

15分、ベンチタイムをとります。(生地の乾燥に注意!)

クッペ型に形成し、二次発酵を行います。

 

生地が冷えているので、通常よりも時間を要しました。

オーブンの発酵機能を使用し、40度で60分行いました。

表面がふっくらとし、ひとまわり大きく発酵していればOKです。

 

クッペ型に形成し、1本クープを入れる
とかち野酵母で焼いたふすまのクッペ

 

真ん中に1本クープを入れ、210度に予熱したオーブンで、20分焼成します。

(オーブンによって要調整。)

 

とかち野酵母は予備発酵が必要ですが、長時間冷蔵発酵も可能な酵母です。

これからの季節、この方法でパンを焼いていこうと思います。

 

最後に

小麦ふすまのパン、香ばしくて美味しいです。

きゅうりの価格も下がってきたので、大好きなきゅうりサンドイッチにして消費しています。

 

朝、明るくなるのが随分早くなりました。

4時半に起きて1時間ウォーキング(というより、散歩)をしているのですが、帰り道はすっかり夜が明けています。

 

おかげで、草花や樹木を楽しむことが出来ます。

桜は散ってしまいましたが、ハナミズキや藤の花がもう咲き始めています。

今朝は、きれいに咲くモッコウバラを見つけました。