ココナッツオイルと全粒粉のパン
今日は、ココナッツオイル&全粒粉を使ったパンの紹介です。
ココナッツオイルをトーストしたパンにバターのように塗って食べている、という方もいるかと思いますが、今日はパンの生地に練り込んでみたらどうかな?というお話です。
いつもの通り手ごねですので、固形の状態でココナッツオイルを加えました。(24度を下回ると固まる性質を持っています。)
その方が捏ねやすいかな?と思ったのと、固形で加えたときの手触りを確認したい、という思いもありました。
次回は液体の状態で使用してみようと思います。
上の写真のように、固形の方が扱いやすいので春頃からは冷蔵庫で保管しています。
この状態から清潔なスプーンで削り取り、使用しています。
南国特有の独特な香りがするココナッツオイルですが、中には苦手な人もいると聞きます。
うちの家族もあまり得意ではないようなので、消費はもっぱら私ひとり。ココナッツの甘い香りが好きなのでまあいいのですが、なかなか減らないのです。
ココナッツオイルって大抵、ビンが大きい…。
そこで、バターの代わりにパン生地に入れて消費しようという作戦です。
黙って家族に出したら、食べてくれるかな?
そもそも、ココナッツオイルが入っているパンだと気付くかな?
そんな思いを胸に、ココナッツオイル入り・全粒粉のまるパンを手ごねで作ってみましたのでレシピの覚書を記しておきます。
手ごねで作る全粒粉のパンレシピ
まるパン4個分の材料です。
材料
強力粉 160g
全粒粉 40g
塩 2g
水 130g(35度くらいに温める)
パン用の酵母 1.5g(白神こだま酵母を使用)
ココナッツオイル 8g
作り方
強力粉、全粒粉、塩をボウルに入れ、軽く混ぜます。
パン用の酵母(白神こだま酵母、インスタントドライイースト等、お好みの酵母)を入れて水を加えます。
粉っぽさがなくなるくらいにまとまったら、ココナッツオイルを加えて捏ねていきます。
10分くらいしっかりと捏ねたらとじめを下にしてボウルに入れ、ラップで覆って一次発酵させます。
室温が高い季節になってきましたので酵母の量を減らしていますが、3時間くらいで完了…発酵のスピードが早いです。
発酵が終わった生地を取り出して4分割→ベンチタイム10分→丸めなおして二次発酵させます。この間も、生地の乾燥に気を付けてください。
二次発酵は30分ほどで終わりました。
お好みの切れ目(クープ)を入れ、200度に予熱したオーブンで15~20分焼いたら完成です。
焼成後は、ケーキクーラー等を利用して熱を取ってください。
牛乳や砂糖・蜂蜜を加えずに焼いたので、焼き色は薄めです。
うちはいつの頃からか、魚焼きグリルの上でパンを冷ますようになりました。
パンくずが落ちても、受け皿があるので便利。
焼いてみた感想
パン生地を捏ねているとき、ココナッツオイルの香りを強く感じました。
この香りは焼きあがっても残っていそうだな、と気をもみましたが、ほんのり香る程度でほっとしました。
これならば、苦手な人でも気にせず食べてくれそうです。
バターを加えて焼いたときのようなふんわり感はないものの、あっさりとした焼き上がりで個人的には好きです◎
ココナッツオイルを食べ終えるにはまだ時間がかかりそうですが、もう少し色々なパンを焼いてみたいと思います。
リピートしているのは、オーガニックのエキストラバージンココナッツオイル。
値段が手ごろになってきています。いっときのブームは、もう落ち着いたのかな?
低温圧搾(コールドプレス)された商品を買うようにしています。