手ごねで揚げないきなこパンを作る
そのうち作ってみよう、と思っていたきなこパン。
身近にある食材だけに、いつでも作れると思うとなかなか作らないものですね。
きなこパンと言っても給食で出た揚げパンではなくて、揚げない方のきなこパンです。
試しに、小麦粉に対して10%のきなこを加えました。
そして、全粒粉も同じく10%投入。全粒粉がなければ、強力粉に置き換えて下さい。
結果、砂糖を入れなくてもほんのり甘みを感じるパンが焼き上がり、小豆との相性が良さそうだと感じました。
ここのところ、関東は11月とは思えない気温の日が続きました。
近所のイチョウの紅葉がとてもきれいです。
日差したっぷりの日(暑いくらい)にパンを焼きましたので、生地の発酵もスムーズでした。
そんなわけで、今日は手ごねで作る、きなこパンのレシピをまとめてみます。
小さめサイズのパン6個分のレシピです。
きなこパンのレシピ
材料
強力粉 240g
全粒粉 30g(なければ強力粉)
きなこ 30g
塩 3g
パン用の酵母 1.5~2g(室温や発酵時間によって調整)
水 190g(35度に温めておく)
オリーブオイル 6g
今回使用したのは、北海道産大豆100%のきな粉です。
室温が高めの日でしたので、パン酵母は、1.5g使用しました。
作り方
大きめのボウルに、強力粉、全粒粉、きなこ、塩を入れてざっと混ぜます。
酵母を加え、温めた水とオリーブオイルも加えます。


生地をひとかたまりにまとめたら、しっかりと10分くらい捏ねます。
(こねている途中、きなこの甘く香ばしいかほりが漂います。)
こねあがったら、とじ目を下にしてボウルに入れます。ラップ等で覆って一次発酵を開始します。
※発酵時間は、25度くらいの室温で4時間。
生地の大きさは、約2倍になります。


こね台などの上にパン生地をそっと取り出し、6分割して軽く丸めます。
とじ目を下にして、ベンチタイムを10分とります。(生地の乾燥に注意しましょう!)
生地を丸めなおし、二次発酵を行います。
※オーブンの発酵機能を使って、35度で30分。


よく切れるナイフを使い、クープを1本入れます。
オーブンを210度に予熱し、10分焼きました。


焼き上がりも、いい香り!
同時焼成で焼き芋
今回も、オーブンの下段にはサツマイモを入れました。
同時焼成って、なんていい響き(笑)。しかも焼き芋!


品種は、シルクスイート(奥)と紅あずま(手前)。
シルクスイートの方が甘くて美味しかったです。
紅あずまは無農薬栽培の表示があり、珍しいなと買ったのですが、味がぼんやりしていました。残念。
サツマイモは、収穫した後の「寝かせ」の工程によって甘みが出るといいますが…。
大きめのサツマイモだったので、焼きあがるまでの時間が長めでした。
焼き芋は輪切りにしてラップでピッタリ包み、冷凍保存が出来ます。これで、しばらくはサツマイモが楽しめそう。
お米もパンもストックがないときの主食になるので便利です。
まとめ
そのまま食べるなら、このきな粉がお気に入りです。
ずっと焼いてみたかった、きなこパン。
あんこ&バターを挟んで食べてみたら、とても美味しかった◎
それほどきなこの主張が強くないので、蒸し鶏やチーズのサンドイッチにしても良さそうです。
さて、相変わらずの断捨離生活。
ついにホームベーカリーを処分しました。
手ごねでパンを焼く機会が増え…というか、ほぼ手ごね。
そんなわけで思い切って処分したのですが、スペースが出来て気持ちもスッキリ!
ついでだから、とハンドミキサーも処分。
シフォンケーキを焼くときに使っていたのですが、もうケーキは焼かないだろうな(多分)との判断です。
次は、洋服の整理に取り掛かろうと思います。