きなこ&豆乳ヨーグルトのちぎりパン 手ごねレシピ
先日焼いた「きなこパン」が気に入ったので、再び焼くことにしました。
と言っても、同じ配合で焼くのはつまらないので、きなこと相性の良さそうな「豆乳ヨーグルト」を加えてみることに。
豆乳ヨーグルトは定期的に自作しているのですが、どうしてもたくさん出来てしまうので、消費にもちょうどいいのです。
久々にちぎりパンの形成。
※18センチのスクエア型を使用しています。
パン生地は手ごねしているのですが、室温が低くなってきたので、こねている途中から生地の温度が下がってくるのが分かります。
よって、生地の発酵に時間がかかるようになってきました。
季節を問わず酵母の量を控えめにしているので、秋冬はちょっとやり方を変えています。
夕方に生地をこねておき、翌朝まで発酵させる、いわゆる「オーバーナイト」。
関東の今の時期(室温20℃前後)ですと、早朝にパン生地を仕込めば昼過ぎには焼き上げることが出来ます。
この点については、もう少し季節が進んだら、また触れたいと思います。
では、きなこ&豆乳ヨーグルトのちぎりパンのレシピ紹介です。
きなこのちぎりパンの作り方
材料(18センチ・スクエア型)
強力粉 180g
きなこ 20g
塩 2g
酵母 1g
豆乳ヨーグルト 30g
水 100g
オリーブオイル 4g
豆乳ヨーグルトと水をあわせ、35度くらいに温めます。
左:自作の豆乳ヨーグルト。
右:水を加えて35度くらいに温めたもの。
作り方
ボウルに粉類(強力粉、きなこ、塩)を入れて、混ぜます。
パン用の酵母をのせて、豆乳ヨーグルト+水、オリーブオイルを加えます。
へらで大まかに混ぜたら、手で生地をこねていきます。
10分くらいこねたら、ボウルに生地を戻して一次発酵。
生地が乾燥しないように、ぴっちりとラップで覆って発酵させてください。
今回は20度の室温で、6時間くらいかけてゆっくり発酵させました。
発酵させる時間に余裕がない場合は、酵母を1.5gくらいまで増やすか、オーブンの発酵機能を使うなどしてみてください。
発酵完了の目安はこんな感じです。
きっちりと16分割し、軽く丸めます。
※生地が乾燥しやすいので注意。
ベンチタイムを10分取り、丸め直してスクエア型に敷きつめていきます。
ここで二次発酵(ホイロ)です。
左が発酵前で、右が発酵後です。
オーブンの発酵機能を使用。
35度の設定で、45分行いました。
200度に予熱したオーブンで20分焼きます。
焼き上がったらすぐに型から外し、網などの上で粗熱を取ります。
ちぎってみると、ふわんふわん。
豆乳ヨーグルトを入れたおかげで、前回よりもしっとりとした焼き上がりです。
これなら、バターを入れなくても良さそう。
焼き芋(紅はるか)
さて、今回もオーブンの下段を使い、同時焼成で焼き芋を。
これは、無農薬栽培された泥つきの紅はるか。千葉県産だそうです。
店主の方が、「美味しいので、ぜひ焼き芋で食べてみて下さい!」とオススメしてくれた一品。
近所の自然食品店なのですが、とても感じのよいご夫婦が経営していて有益な情報を与えてくれます。
徒歩圏内に、安心して食材が買えるお店があって助かっています。
たわしで洗ってキッチンペーパー→アルミ箔で包みます。
小さめもサツマイモだったので、パンの焼成時間+20分で焼き上がり!
無農薬なので、皮も安心して食べられます◎
店長の言った通り、と~っても美味しいお芋でした。
もっと買ってくれば良かった。
最後に
やっぱり、ちょっと面倒な(笑)ちぎりパン。
他のパンに比べると、分割・丸めの作業に手間がかかりますね。
まあそれも含めて楽しいのが、パン作りなのですが。
最後に、最近読んで面白かったエッセイ本のご紹介です。
大好きな角田光代さんのエッセイ集「晴れの日散歩」。
角田さんの飼い猫・トトちゃんの、この表情!
長編小説が発売されるそうなので、そちらも楽しみ。