とかち野酵母のカンパーニュ
ここ神奈川も、朝晩は「さむっ!」と言ってしまう季節となりました。
暑いよりはいいのですが、肌の乾燥(特に、手)がね…。
しかし、焼き芋&柿が美味しいのが嬉しいです。
久々に、美術館にも行きたいなと思っている今日この頃。
さて、今日紹介するのはドライフルーツ(ドライいちじく&カレンツ)とナッツ(くるみ)、具材ぎっしりのカンパーニュです。
酵母は、とかち野酵母を使用しました。
本来は予備発酵が必要なとかち野酵母なのですが、実験的な意味合いも込めて、予備発酵は省きました。
まだ気温が高いということもあってか、今回は問題なく焼きあがりました。
ただやっぱり、冬場は予備発酵は行った方が良いというのが私の見解です。
ドライフルーツ&ナッツぎっしりのカンパーニュレシピ
材料(直径20cmのざる1台分)
強力粉 250g
ライ麦粉 80g
塩 3g
とかち野酵母 2.5g
水 220g(35度に温める)
ドライいちじく 80g
カレンツ 45g
くるみ 80g
シナモンパウダー 小さじ1/4
ドライいちじくは1/4にカット。
くるみは空焼きして冷ます→軽く砕いておきます。
作り方
ボウルに計量した強力粉、ライ麦粉、塩を入れてよく混ぜます。
とかち野酵母を振り入れたら、35度に温めた水を加えます。


手で8分くらい、しっかりこねます。
ヘラやドレッジである程度まとめてからこねると楽です。
ドライフルーツとくるみ、シナモンパウダーを加え、さらに2分くらい捏ねて生地全体に具材を。


生地をひとつにまとめてボウルに入れ、ラップをかけて一次発酵へ。
10月、暖かい日のリビングにて発酵。4時間ほど要しました。
その間の室温は、20→25度でした。


左が、一次発酵後の生地です。
ライ麦粉も結構入っているし、あまり膨らまないんですよね。
軽くガス抜きをして丸め直し、ベンチタイムを20分とります。
再び丸め直し、(発酵させる)ざるに接する部分にライ麦粉をしっかりとまぶしてからざるに入れて二次発酵。
※とじ目は上です。
ライ麦粉が下に落ちるので、受け皿代わりのボウルを下にセットすると始末が楽です。
二次発酵は、オーブンの発酵機能にお世話になりました。
35度設定で、50分。


とじ目が下になるようにオーブンシートに生地を移し、クープを入れます。
焼成は、220度に予熱したオーブンで10分→180度に落として20分。
前半の10分のみ、スチームを入れています。


焼き上がり画像です。
ドライフルーツ、ぎっしり!
ボリュームがあるので、一度縦半分に切ってから薄く切っていくと良いです。
ドライいちじくが入ると、なんとなくリッチ感が出ますね。
プチプチ食感がたまりません。
噛みごたえがあるので、1~2枚でも満足感が◎
食べきれない分は、即冷凍保存。
美味しかったドライいちじく。
余熱を利用して焼いた、今シーズン初の焼き芋。
いつもは蒸して食べているけど、やっぱり焼き芋の方が美味しい。
この芋も、食べきれない分は冷凍保存しています。
自然解凍でいけます。
最近の面白かったラジオ
先週は、ラジオで村上春樹さんの声をたくさん聴くことが出来ました。
春樹さんが、母校・早稲田大学で吾郎さんと対談した様子がオンエアされたのです。
音楽(レコード)や朗読、作品作りに関することなどを話されていました。
あんな素晴らしい物語を書く人が、どんな声・話し方をするのか、どんなことを考えているのか?気になりませんか。
村上ラジオも聴いているけれど、今回の放送では奥様の話なんかも出てきて、面白かった~。色々知れて、大興奮!
吾郎さんも言っていたけど、春樹さん、優しい。
作家といえば…先日、知りました。山本文緒さんの訃報。
残念でなりません。
あさイチに出演なさっていたのは、確か去年。
悲しいです。ご冥福をお祈りいたします。