ライ麦4割のどっしりカンパーニュを焼いてみる
どっしりしたカンパーニュが食べたくて、ライ麦粉を4割入れたカンパーニュを焼きました。
ライ麦粉は、前回のカンパーニュ同様「プンパニッケルライフラワー」という商品を使用しています。
残りの6割は、「はるゆたかブレンド」という国産の強力粉。
酵母は、予備発酵なしでOKの白神こだま酵母ドライGです。
季節的な要因で生地がダレやすいため、水分はびびりながら調整し、最終的に60%にしてみましたら、いい感じでした。
オーブンの熱風がだいぶ体力を奪っていきますが、私の主食なので、まあ仕方ないですね。(家族は食べない)
ぶっ倒れないように気を付けつつ、パン焼きを楽しみたいと思います。
※エアコンは、28~29度設定で稼働させています。
発酵は、生地を冷蔵庫で夜通し発酵させるオーバーナイトです。
ライ麦4割のカンパーニュの作り方
材料(直径20センチのざる1台分)
強力粉 180g
ライ麦粉 120g
塩 3g
酵母 2.5g
水 180g
(水は、30~35度くらいに温めます。)
作り方
ボウルに強力粉、ライ麦粉、塩を入れて混ぜたら酵母も加えます。
温めた水を入れてなじませたら、手でしっかりこねます。
8~10分こねたら、生地をひとつにまとめてラップをかけて発酵させます。
今回も、オーバーナイトで生地を発酵させました。
30度弱の室温で2時間ほど発酵させた生地(左の画像)を、冷蔵庫に入れます。
そのまま、翌朝まで発酵させて取り出したのが右の画像です。
※ラップを外して撮影しています。
冷蔵庫の中は乾燥するので、ラップでしっかり覆います。
今回は、10時間くらい冷蔵庫で発酵させました。
冷蔵庫から取り出し1時間くらい室温においてから、生地を取り出してガス抜きを行います。
20分のベンチタイムの後、丸めなおして表面に粉(今回はオートミール)をまぶしてざるに入れます。とじ目は上です。
35度に設定したオーブンの発酵を利用して、40分くらいの二次発酵。
オーブンシートの上に生地を返して、深めのクープを入れます。
焼成は、220度に予熱したオーブンで(スチームを入れて)10分→180度に温度を下げて20分。
わわ。
どっしりしている。
粗熱が取れたところで(夏はなかなか冷めない)、カットしてみました。
目が詰まっていて、みっちり!
力強い風味で、美味。
やっぱり私は、シンプルな配合が好きだな。
以前は、よく焼いていた食パン。
久々に食べたくなりまして、アルタイトの食パン型を空焼きし直しました。(余熱を利用して。)
食パンの配合、忘れてしまったな。
合間の読書タイム
生地の発酵中や、美容室での待ち時間を利用しての読書タイム。
途切れ途切れになってしまうので、短編とかエッセイを読むことが多いのですが、今回のお供は大好きな乃南アサさんのエッセイ。続・犬棒日記。
これ、すごーく面白い。
今年の2月に発売。
何度目かの再読。
繰り返し読んでも、著者の考察の深さや着眼点の鋭さに、のけぞってしまうのです。
近所の散歩、出先でのちょっとした出来事なんかを、乃南さんの視点で書くとこうなるのね。
それにしても。
周りで次々とこんなにも様々な出来事が起こるって、ちょっとすごいです。
乃南さん、何かを引き寄せている?
珍しい光景が楽しめますよ。
ほんと、悲喜こもごも。
小説は学生時代から大、大、大ファンだけれど、エッセイも◎
前回の「犬棒日記」も良かったです。