パスタマシンで中華麺を作ろう
以前、生パスタの打ち方という記事を書いたのですが、今回もパスタマシンシリーズ(?)です。
今日は中華麺の打ち方を紹介したいと思います。
「パスタマシン」というアイテムですので生パスタはもちろんのこと、うどんや中華麺などの麺類を作ることができます。
中華麺といえばラーメン、ですよね。
つるつる&しこしこの中華麺は、のどごしがよく、簡単に調理できるのでストックしているというご家庭も多いのではないでしょうか。
ゆでるだけで食べられるので、ご飯を炊くのが少々面倒という時にも便利ですよね。
昔からチャーシューの脂っぽい感じがどうも苦手でして…好きなトッピングは煮卵ともやしです。って、誰も聞いてない!笑。
夏場は冷やし中華にも使える中華麺はつけ麺にして食べても美味しいので、気が向いたらぜひ。
今回はわがやの定番メニュー、担々麺の作り方も載せてみましたのでお暇でしたら眺めてやって下さい。
自家製中華麺の材料と必要な道具
パスタマシンで作る自家製中華麺の材料は以下の通りで、2人分になります。
- 薄力粉 50g
- 強力粉 150g
- 塩 2g
- かん水 2g
- 水 85g
中華麺を作るには、「かん水(かんすい)」という粉末の食品添加物を加えます。
かん水を加えることで中華麺特有の黄色い麺になり、独特のコシがでます。
かん水は、富澤商店などで手に入りますが、手に入らない場合や添加物は摂取したくないという方は、同量の重曹を置き換えて作ることも可能です。
これらは、水に溶いて使用します。
自家製中華麺を作るのに必要な道具はボウル、めん棒、のし台、パスタマシンです。
パスタマシンに関しては過去の記事を参照していただけたらと思います。
自家製パスタ以外にも、今回の中華麺やうどん等も作れますので、1つ持っていると大変便利な調理器具です。
おすすめのパスタマシーンと数社の商品と比較した記事の内容になっています。
中華麺の打ち方
中華麺の打ち方ですが、まずは粉をふるうところから生地作りをスタートさせます。
大きめのボウルに粉類をふるい入れ、かん水(もしくは重曹)を溶いた水、塩を加えて混ぜ合わせます。
はじめは利き手の指先で全体をざっと混ぜるようにして、まとまってきたら両手を使って生地を折り込むように、体重をかけてしっかりこねていきます。
時間は15分くらいでしょうか。生地があまりにもまとまらないようなら、手に少し水をつけて水分を調節して下さい。
中華麺の生地がこね終わったら乾燥しないようにビニールで包み、半日ほど冷蔵庫で休ませます。生地が扱いやすくなります。
休ませた生地を5等分に切り分けます。そのままパスタマシンのローラーに通せればいいのですが、分厚くて無理なので麺棒で軽くのばします。
ローラーの目盛りを1にして生地を入れ、ゆっくりハンドルを回していきます。
その生地を二つ折りにしてさらにローラーにかけ、生地をのばしてもみ込んでいきます。ローラーに生地がくっつく場合は打ち粉をして下さい。
1段階ずつローラーの目盛りをあげていき、徐々にのばしていきます。
最終的には5の目盛りまでのばし、2mm幅のカッターを使用して切ります。
麺同士がくっつきやすいため、カッターを通すたびに麺をとり、粉をまぶして下さい。
茹で時間は生地のかたさや太さによって異なりますが、たっぷりのお湯にほぐしながら入れるのがポイントです。
ゆでる際に、打ち粉をよく払うこともお忘れなく!
粉まみれのまま麺をゆでると、ゆで汁がどろどろになってしまいます。
今回のように2人分の麺の場合は3L以上のお湯で2~3分といったところでしょうか。
担々麺のレシピ
担々麺の材料(肉みそ)
パスタマシーンで自家製中華麺が出来上がりましたので、次は坦々麺の作り方(レシピ)に移りたいと思います。
こちらが坦々麺の2人分の材料になります。
- ごま油 小1
- 生姜、にんにく 各1片
- ねぎ 1/2本
- 豚ひき肉 100g
- 酒 大1
- 豆板醤 大1.5
- 甜面醤 大1
担々麺の作り方
続きまして、坦々麺の作り方になりますが、まずは生姜とにんにくはみじん切りにし、長ねぎは粗みじんに切っておきます。
フライパンにごま油を熱し、にんにくと生姜を炒めます。
香りが出たらねぎ、肉、酒を加え、火が通ったら豆板醤と甜面醤も加えて水分をとばすように炒めます。
中華麺に絡める事を考慮し、少し味付けが濃くても大丈夫です!
中華麺の茹で上がる時間を計算しながら、予め坦々麺の肉味噌を作っておくとバタバタせず良いかと思います。
スープの材料
坦々麺のスープの材料がこちらになります。
- チキンスープの素 大2
- 白練りごま 大2
- 味噌 大1
- 醤油 大1
- 酢 小1
- ラー油 小1
- 白すりごま 大1
- 青梗菜 1株
坦々麺のトッピングで使う青梗菜は茹でておき、適当な長さにカットします。
スープの材料に対して600ccのお湯を用意して下さい。
麺がゆであがる頃にスープを用意し(練りごまが溶けにくいので、よく溶いてください)、ゆでた中華麺、肉みそ、青梗菜を盛ります。
坦々麺の上に「すりたてのごま」をかけて出来上がりです!
麺がのびないうちに食べましょう。
以前作って冷凍しておいた餃子と共にいただきます。
手作り餃子の記事ですので、良かったら参考にしてみて下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか?
パスタマシーンがあると中華麺も自分で作れますし、料理のレパートリーが広がり家族にも喜ばれると思います。
自家製中華麺は市販のものと比べて味も良いですし、添加物を使うこともないので、安心・安全ですよね。
また、冷凍保存も可能です。
打ち終わってから手でぎゅぎゅ~っと押すと「ちぢれ麺」の完成です。
慣れてきたら、水分の一部を卵に置き換えても一味違った中華麺になります。
今回紹介した肉みそは、多めに作って冷凍保存しておくと便利です。
ご飯にかけてもいいですし、豆腐との相性もいいのでおすすめです。