蒸し器(ステンレス製)の正しい使い方は?
夏場は出番が少なくなりがち?な蒸し器(スチーマー)ですが、使い方が難しいだとか、お手入れが面倒だとか色々な意見がありますよね。
蒸し器で蒸すことで食材がより美味しく食べられるため、わがやでは一年中活躍してくれる定番アイテムとなっています。
もちろん電子レンジの調理も手軽でいいのですが、中華まんなどは蒸気によって皮もふっくらしますし、レンジとの違いを特に感じられると個人的には思います。
「蒸し野菜」の場合は栄養価がゆで汁に流れてしまわない上にヘルシーですし、甘みが増すのでおすすめです。
わがやには、今回紹介する「ステンレス製の蒸し器」と「白木の中華せいろ」の2種類のスチーマーがあり、用途によって使い分けています!
と言えればいいのですが、実際のところは「気分」で使い分けています。笑。
ちなみに、白木のせいろがこちらです。
20センチのサイズになります。
こちらのせいろについてはまた次回紹介したいと思います。
今回は蒸し器を使った定番料理、焼売(シュウマイ)の作り方もあわせて紹介したいと思います。
使い方の前に、下準備のお話から。
ステンレス製の蒸し器の場合、蒸す過程で上蓋に蒸気がたまり、水滴となって食材にぽたぽたと落ちてしまうのです。(結果、水っぽくなる。)
そこで、ふきんを上蓋に巻き付ける必要があります。
火が引火するおそれがあるため、きっちりと巻き付けるようにして下さい!
蒸し器の使い方は、下の鍋にお湯をはり、しっかり沸騰させてから食材の入ったスチーマーをのせて蒸します。
お湯の量が少ないと空焚きの状態になってしまい、多いと素材にかかってしまいますので注意してください。
鍋の水がなくなりそうになったらお湯を足しながら蒸していきます。
えびニラ焼売の材料(20個分)
今回作ったえびニラ焼売の材料がこちらになります。
大きさにもよりますが、20個前後の焼売を作れる材料の量になります。
焼売の皮 20枚
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 100g
にら 1/4束
冷凍むきえび 100g
片栗粉 大3
塩 小1
酒 小2
醤油 小2
砂糖 小1/2
オイスターソース 小1
※ひき肉は粗挽きのものを使うか、ブロック肉を粗くたたいて使うとジューシーで美味しいです!
えびニラ焼売の作り方
続いて、えびニラ焼売の作り方に移りたいと思います。
まず、豚肉に調味料を加え、粘りが出るまで混ぜておきます。
玉ねぎをみじん切りにし、片栗粉をまぶします。これは、玉ねぎから出る水分を吸わせるためです。
にらは1センチの長さに切り、むきえびは水分をとって粗く刻み、全ての材料をあわせます。
焼売の皮で円柱状になるように包み、強めの中火で12分蒸したら完成です!
お好みで酢醤油、からし等をつけ、蒸したての焼売を楽しんで下さい。
焼売の包み方&蒸し方のコツ
焼売の包み方ですが、親指と人差し指でわっかを作りその上に焼売の皮を置きます。
スプーンで具をのせたらそっと押し込み、円柱型に整えます。
多少いびつだな~と思っても、蒸すと気になりません。
焼売の蒸し方のコツは、スチーマーに直に焼売をのせて蒸すとくっついてしまうため、クッキングシートを敷いて蒸すことです。
蒸し器専用のものを使用しているのですが、クッキングシートを円形に切って敷いてもいいですね。
もう1つのコツは、シュウマイ同士がくっつかないよう、ある程度間隔をあけて並べることです。
蒸し器の使い方に関しては上記に書いた通り、下の鍋にお湯はり、しっかり沸騰させてからスチーマーをのせて蒸します。
お湯の量が少ないと空焚きの状態になってしまいますし、多いと素材にかかってしまいますので注意してください。
蒸し器(ステンレス製)の特徴
ステンレス製の蒸し器の一番の特徴は、熱伝導がいいことだと感じています。
そのため、短時間で蒸すことが可能です。
また、お手入れが簡単でにおいがつきにくく、清潔に保てることも特徴としてあげられます。
調味料や食材のにおいが残らない、というのは大事ですよね。
プリンを作ろうと思い立ったときに、前に作った料理のにおいが残っている、なんて事態は避けたいですから。
私にとって初めての蒸し器がステンレス製のタイプでした。
扱いやすくて場所もとらないので、中華せいろよりも出番が多いです。
ガシガシ洗っても大丈夫なところが気に入っているところです。
お手入れが面倒だと敬遠しがちですよね。
使用しているのは直径20センチのル・クルーゼのスチーマーで、鍋の上にセットして使います。
まとめ
以前は皮から手作りして焼売を作っていたのですが、最近はもっぱら「焼売の皮は買うもの」ということに落ち着きました。トホホ。
焼売は、慣れてしまえば餃子よりも簡単に作れます。
餃子はひだを作る必要があるため、少々面倒ですよね…。
焼売の上のグリーンピースがお好きな方って、いるのかなあ?
うちでは不評なため(笑)、のせずに作っている次第です。
たくさん蒸して食べきれないわ!という場合は、翌日に「揚げ焼売」にして食べると違った楽しみ方ができます。