まつりパンライフ

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パウンド型でゴマ食パン◎手ごねレシピと型のサイズ・くっつく生地の対策

手ごねで焼いた3つ山と4つ山のゴマのミニ食パン

パウンド型でゴマ食パン

パウンド型をお持ちの方、多いのではないでしょうか?

私自身、お菓子作りの楽しさに気付いてすぐの頃に購入した型のひとつがパウンド型でした。

 

当初は「パウンドケーキを作ろう」と意気込んで購入しました。

お菓子のレシピ集には、よく作り方が載っていますよね。

 

最近ではすっかりオブジェ化(?)してしまったパウンド型ですが、「パウンド型でミニ食パンが焼ける」との情報を仕入れたため、さっそくトライ!

 

今日のブログの記事で紹介するのは、手ごねで作る「パウンド型で焼くゴマ食パンのレシピ」です。

 

使用している20センチのパウンド型は、1斤型よりもサイズが小ぶりなため、焼き時間が短縮でき、なかなかいい感じのミニ食パンが焼けます。

 

手作りのゴマの角食パン

 

この写真は1斤型を使用して焼いた、ごまの角食パン。

ここだけの話ですが、1斤型で食パンを焼くのっていまだに少し緊張する・笑。

 

コンスタントに型を使用していないと、パンの生地がくっつくんです。

 

パウンド型も、テフロン加工とはいえ長年使用していると生地がくっつくようになってきます。

パンの焼き上がりが型にくっつく場合の対処法も紹介したいと思います。

 

20センチの大きさのパウンド型(詳しいサイズについては後述します)でパンを焼く場合、小麦粉の量は200gほどですので、手ごねで気負わずに焼ける大きさも気に入りました。

 

食パンの手ごねレシピ

手ごねで作るゴマ食パンのレシピです。

原材料、作り方、カロリーの順番で説明します。

原材料

強力粉 200g

黒ごま 10g

白ごま 10g

水 95g~

牛乳 40g

砂糖 6g

バター 8g

塩 2g

酵母 2g

 

黒ゴマと白ゴマのパッケージ

 

食パンには、こちらの黒ごまと白ごまをダブルで入れました。

もちろん、ごまを入れなくてもプレーンの美味しいミニ食パンが焼けます。

 

粉は国産小麦(北海道産)、春よ恋100%を使用しました。

 

水と牛乳は、混ぜあわせて35℃くらいにあたためておきます。

バターは室温に戻しておきます。

 

では作り方です。

 

作り方

ごまのミニ食パンの原材料

 

発酵させることを考慮し、大きめのボウルに強力粉、塩、ごま、砂糖を入れて手でざっと混ぜます。

 

食パンの原材料

 

酵母を加えたら、水と牛乳をあわせたものを注いでひとかたまりにします。

 

この段階でバターを加え、台に移して10分くらいこねます。

捏ねていると、ごまのいい香りがしてきます。

 

ゴマ入りのパン生地こねあがり

 

生地をボウルに戻し、写真のようにラップ、もしくはビニール袋で覆うなどして乾燥に気を付けながら1次発酵させます。

 

ゴマ入りのパン生地の発酵後の画像

 

こちらが1次発酵後の生地の様子です。

 

3分割して軽く丸めます。

生地を休ませるためのベンチタイムを15分とり(乾燥に気を付けて下さい)、丸め直してパウンド型に入れます。

 

丸めたパン生地をパウンド型に入れたところ

 

大きさを揃え、型にきっちり並べたら温かい場所で2次発酵させます。

 

2次発酵はオーブンのスチーム機能を利用してもいいのですが、今のように湿度・温度が高い季節は室温にそのまま置いておくだけでも発酵が進みます。

ただ、生地の乾燥には注意が必要です。

 

ホイロ後のミニ食パン

 

二次発酵後は、このくらいまで膨らみます。

型から少しはみ出るくらいです。

 

200℃に予熱したオーブンで20~25分ほど焼いて完成です。

(焼き時間はオーブンによって違いますので調整してください。)

 

焼きあがったら、すぐに型からはずして焼き網などの上で冷まします。

 

手作りのごま食パン

 

いい焼き色が付くと嬉しいですよね。

3つ山で焼きましたが、4つ山で焼いても◎

 

カロリー

ゴマ食パン全量のカロリーは964kcalです。

 

8枚にスライスした場合のカロリーは、1枚あたり121kcal。

10枚にスライスした場合のカロリーは、1枚あたり96kcalです。

 

3つ山の食パンなので、ひとつの山のカロリーが321kcalということになりますね。

 

型のサイズ・生地がくっつく場合の対策

 

今回使用したパウンド型の大きさ(サイズ)を測ってみたら、横8cm(7cm)×奥行21.5cm(20.5cm)×高さ6cmでした。

カッコ内は、底部の大きさです。

 

テフロン加工のパウンド型(20センチ)

 

 

テフロン加工されたパウンド型でも、長年の使用により型離れが悪くなってきます。

パン生地がくっつくようになってくるのです。

 

くっつきはじめた最初の頃は敷紙、というか使い捨てのクッキングシートを敷いていたのですが、焼くたびにシートを使って→捨てるのがもったいない!

 

ということで、洗って繰り返し使えるベーキングシートをパウンド型専用にカットして使用しています。

 

型にあわせて切ったオーブンシート

 

この繰り返し使えるベーキングシートは、使い捨てのクッキングシートよりも値段が張りますが、洗えるのでごみが出ないし使い勝手がいいです。

 

使うたびに敷紙を使うとなると、そのたびに型に合わせてカットしなければならないため、面倒ですよね。

頻繁にパウンド型を使用する方は、ベーキングシートの導入をおすすめします。

 

20cmのパウンド型とオーブンシート

 

パウンド型にベーキングシートをセットすると、このような感じです。

 

 

 

最後に

10年以上も前になるでしょうか。

とりあえずパウンドケーキでも焼いてみよう、と型を買ってみたものの、実際に何度か焼いてみて分かったのは、私って実はパウンドケーキが好きではないのかも(笑)、という厄介な事実。

 

カステラとかシフォンケーキとかスポンジケーキとか、実はちょっと苦手…。

 

パウンド型は、チーズケーキも焼くことができるため、わが家ではしばらく「チーズケーキ専門の焼き型」となっていました。

 

しかし、活用方法によってパンも美味しく焼けると分かりました。

今後もパウンド型を利用したパンを色々と焼いてみたいと思います。

 

今回わかったのは、パウンド型1つを使用して焼くとオーブンの天板に余裕があるということ。

複数の型をお持ちの方は、同時に2台、3台で焼くことも出来そう。

 

私も買い増しを考えています。