手ごねでフォカッチャを作る
今日ブログにアップするのは手ごねで作るライ麦フォカッチャの基本レシピですが、ライ麦を入れずに強力粉100%で作っても◎
※ライ麦を入れたのは、「開封済みのライ麦粉を早く使い切りたいから」という極めて個人的な理由です。
強力粉だけで作った方が、よりもちもちとした食感が楽しめるフォカッチャとなります。
フォカッチャはピザの原型とも言われていて、イタリア発祥のパンです。
型を用意する必要がないために、手作りパン初心者の方や道具をあまり持っていないという方にも簡単にチャレンジできるパンだと思います。
型なしで焼けるレシピは、手作りパンのハードルが低いですよね。
フォカッチャは基本的には生地を天板にのせて焼きますが、スクエア型やホーロー容器に入れて焼くこともできます。
使用する油脂はオリーブオイルのみですので、乳製品を控えている方にも召し上がってもらえるというのも嬉しい点です。
フォカッチャに限らず、作業中にパンの生地が乾燥すると発酵が進まず、固いパンの原因になってしまいますので注意して下さい。
基本のライ麦フォカッチャレシピ(型なし)
原材料
型なしで焼く、小さめのライ麦フォカッチャ6個分の原材料です。
ライ麦がなければ全粒粉に置き換えてもOKですし、どちらもなければ強力粉だけで作っても美味しいです。
大きめのフォカッチャがお好みならば4分割しても◎
分割せず、天板にのせて大きく焼いても◎
一番簡単でふわふわに焼きあがる作り方・焼き方です。
- 強力粉 180g
- ライ麦 20g
- 塩 2g
- ぬるま湯(35℃) 130g~
- オリーブオイル(生地に加える分) 6g
- 酵母 1.5g
- オリーブオイル(焼成時にかける分として、大さじ1程度)
作り方
作り方の説明です。
ボウルに粉類と塩を入れて、手でざっと混ぜます。
酵母を加え、ぬるま湯とオリーブオイルを注ぎます。
こちらは、粉類に水分を加えたところです。
このように、ここでオリーブオイルも一緒に加えて下さい。
ドレッジを使用してボウルの内側についた生地をこそげ落とすようにし、ひとかたまりにします。
台の上で8~10分ほどこねたらボウルに戻し、ビニール袋などで覆って温かいところで一次発酵させます。
一次発酵後の生地です。
この日は室温が30℃近くあったため(汗)、2時間ほどで発酵が完了しました。
室温が低い場合はもっと時間がかかりますが、ここできちんと発酵させないと焼き上がりが固くなる原因に。
このように6分割し、10分のベンチタイムを取り、生地をのばします。
こちらがのばしたパン生地なのですが、麺棒を使うよりも手でのばす方が作業しやすかったです。
天板にオーブンシートを敷き、フォカッチャの生地をのせたら生地の表面の乾燥に気を付け、30~40分ほど二次発酵させます。
二次発酵が終わったら、このようにオリーブオイルを生地の表面に塗り、指でランダムに穴をあけます。
お好みで生地の表面に、軽く塩・ブラックペッパーをふりかけて下さい。
210℃に予熱したオーブンで、15~20分ほど焼いたら完成です。
小さめに分割したので、15分で焼きあがりました。
フォカッチャの大きさによって焼き時間を調節して下さい。
分割せずに大きく焼く場合、20分以上かかることもあります。
大きく焼いた方が、水分の蒸発が少ないためにふわふわ感が増します。
同じ原材料でも、焼き方を変えると食感が変わるなど、新たな発見があって面白いですよ。
オリーブオイルが香る、シンプルながら美味しいパンです。
食べるときにもオリーブオイルをかけると風味が増します。
カロリー
今回紹介したライ麦フォカッチャ全量のカロリーは901kcal。
6等分した場合の1枚当たりのカロリーは150kcal。
4等分した場合の1枚当たりのカロリーは225kcal。
最後に
今回は、基本のフォカッチャレシピを紹介しました。
型なしで簡単に焼けるので、パスタを食べるときなどにささっと手作りしています。
以前紹介したこちらの記事では、ホーロー容器を使用したフォカッチャ風のレシピを紹介しています。
生地に厚みがあるため、真ん中に切り込みを入れて具を挟めば、サンドイッチのように食べることも出来ます。
上にトッピングをのせ、ピザ風にしても◎
自分好みのフォカッチャの食べ方を見つけて下さい。