まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

食べる甘酒◎ヨーグルトメーカーレシピ~米麹&黒豆ご飯編~

自家製の食べる甘酒・黒豆入り

食べる甘酒をヨーグルトメーカーで簡単に作る

今日のブログでは、食べる甘酒を簡単にヨーグルトメーカー(ヨーグルティア)で作る方法を紹介したいと思います。

 

市販されている甘酒の多くは、さらっとしている商品が多いように思います。

ヨーグルトメーカーで手作りした自家製の甘酒は、もっと濃度があってどろりとした出来上がりで、まさに「食べる甘酒」といったところ。

 

店頭に並んでいる甘酒はそのまま飲めるように希釈されているのでしょうね。

 

日々、材料を少しずつ変えて自家製の甘酒を手作りしています。

もち米で作る場合に関しては後述しますが、甘味がぐ~っと増します。

 

今回作り方を紹介する食べる甘酒は、ちょっと珍しい(アレンジ?)黒豆入り。

先日炊いて冷凍保存しておいた、もち米入りの黒豆ご飯で実験的に作ってみたら美味しかったのです。

 

黒豆がいいアクセントになり、今まで作ってきた雑穀の甘酒や、玄米麹のものとは一味違った味わいでした。

 

レシピといえるほどではないのですが、残った冷やご飯・冷凍ご飯で甘酒を作るときの参考にしてもらえればと思います。

 

ヨーグルトメーカーを使うとうまく発酵してくれるので簡単に作ることができ、失敗も少ないかと。

うちのヨーグルティアは、ヨーグルトだけではなく甘酒や納豆など、温度管理が面倒な発酵食品作りを支えてくれる、頼もしい相棒です。

 

食べる甘酒のレシピ◎米麹&黒豆ご飯編

原材料

食べる甘酒の原材料は、2つだけ。これに水を加えるレシピです。

 

黒豆ご飯(もち米入り)は、冷凍保存しておいたものを冷蔵庫で解凍したものを使用しました。

黒豆が入っていない残った冷やご飯・冷凍ご飯でも同じように作ることが出来ます。

 

米麹は、使いやすい乾燥タイプのバラこうじを使用。

 

自家製甘酒の原材料・麹とご飯

 

作り方

では作り方の説明です。

小鍋に黒豆ご飯300gと水400ccを入れます。

 

黒豆ごはんを鍋に入れる
水と残りご飯を火にかける

 

火にかけて、おかゆのような状態になるまで10分くらい加熱します。

 

火加減は弱めの中火で、鍋底に焦げ付かないようにヘラなどで混ぜながら加熱してください。

※水分が蒸発して焦げ付きそうになった場合は、少しずつ水を足して下さい。

 

ここで、温度を55~60度くらいまで下げます。


甘酒作りの工程・温度計で確認する

 

ここから、もう少し下げます。

(腐敗防止のため、氷水や保冷剤を鍋底に当てて熱を取ります。)

 

下げすぎても失敗の原因になるので、注意してください。

 

米麹を加えて甘酒を作成
残りご飯と米麹をよく混ぜる

 

60度くらいに冷めたら米麹を加え、右の画像のようによく混ぜます。

 

発酵の容器をアルコール消毒
容器に甘酒の材料を入れて発酵させる

 

ヨーグルトメーカーの容器と蓋を消毒し、鍋の中身を移します。

表面を平らにならしたら蓋を閉じて、60度で6~8時間発酵させます。

 

もしも可能なら、3~4時間経過してから清潔なスプーンで全体を混ぜ合わせると、むらなく発酵します。 

この時点で表面がカサカサの状態の場合は水が足りていないので、少し足してよく混ぜて下さい。

 

何度か作って分かったのですが、ある程度水分がないとうまく発酵しません。

 

ヨーグルティアで自家製の甘酒を発酵中
手作りの食べる甘酒・完成

 

6時間経過したところで、味見をしてみて下さい。

大体の場合、この時点でとても甘い甘酒が完成しています。

 

ですがごくまれに、よく混ざっていない米麹のかたまりの部分がうまく発酵していなかったり、水分が行きわたっていなかったりして未完成の場合も。

そんなときは、よく混ぜてから(水分が足りなければ足す)再び2~3時間発酵させて甘くなっていればOKです。

 

市販の甘酒は加熱(殺菌)処理されているものが多いようですが、手作りすれば生の甘酒を楽しめます。

 

ただし、加熱処理していない自家製の甘酒は長持ちしません。

甘酒が完成したら清潔なスプーンを使って全体を撹拌し、すぐに粗熱をとって冷蔵庫に保管しましょう。

 

夏は4~5日ほどで食べ切るようにしていて、食べきれない分は小分けにして冷凍保存しています。

冷凍保存しても不思議とカチカチには凍りませんので、冷凍庫から出してそのままスプーンですくえます!

 

食べる甘酒を小分けにして冷凍保存

 

黒豆の色素で、ピンク色の甘酒になります。

 

もち米を使うと甘い味に◎

冒頭でも少し触れましたが、もち米を使って甘酒を作ると→甘い味に仕上がります。

 

これは、うるち米や雑穀米など、様々なお米で甘酒を作ってきて感じたことの一つです。

 

なぜなのか?

理由は、もち米に含まれるでんぷんの量がうるち米よりも多いからです。

 

ですので、甘い甘酒を作りたい方は、もち米の比率を増やすと良いです。

今回使用した黒豆ご飯(←炊き方などを書いた記事です)は、もち米入りのものでしたのでとても甘い仕上がりになりました。

 

麹を玄米麹にすると、逆に甘さ控えめの甘酒になります。

玄米麹の粒もしっかりと残り、穀物の味が強く出てきてプチプチ感が楽しめます。

 

まとめ

残ったご飯から甘酒を作る方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

 

食べる甘酒は、ごくごく飲むタイプのものとは食感が違うため、ちょっとアレンジした変わり種の甘酒を楽しみたいという方にもオススメです。

 

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こちらの記事では、雑穀米と発芽玄米麹で作る甘酒の方法を紹介しています。

甘酒作りの失敗を防ぐためには、ヨーグルトメーカーの活用がおすすめです。

 

ヨーグルティアというヨーグルトメーカーのレビューをまとめた記事も参考にしてもらえればと思います。

 

甘酒の他に納豆・ヨーグルトなどの発酵食品を自家製で楽しむことが出来るため、便利です。

 

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