ざるで簡単にカンパーニュを作る
発酵かご(バヌトン)を処分したものの、やっぱりカンパーニュが作りたい(食べたい)!というわけで、バヌトンをざるで代用。
前回、ステンレスのざる(パンチングストレーナー)でカンパーニュを焼いたとき、生地がくっつく事態におちいったため、違った型ではどうかな?と。
そこで、100円均一(キャン★ドゥ)でプラスチックのざるを購入。
直径20cmのざるです。
先に言ってしまいますと、これも生地がくっついてしまいました。
ざるに振った粉が下に落ちてしまうことを考慮し、生地の方にもっとたっぷり!振れば良かったなと思います。でも、くっついたといっても少しです。このくらいならば許せる範囲かと思います。発酵かごだって、生地がつくことはありましたし。
20cmのざるにしたのは、昔使っていた発酵かごと同じくらいかな?と、これにしました。
粉の量は320gで仕込みました。
結果的に、ちょうど良かったです◎
ポーリッシュ法を用いるような本格的なカンパーニュは、少々面倒な手順を踏まなければならないのですが、私は簡単に焼いてしまっています。
通常のパン焼きと同じように、パン用の酵母(ドライイースト)を用いてちゃちゃっと発酵させるという、簡易的な作り方です。
今回はライフレーク入りです。
全粒粉やライ麦粉など、そのときストックしている粉によって色々変えて焼いています。
ライフレークのカンパーニュ・作り方
材料・直径20cmのざる1個分
強力粉 240g
ライフレーク 80g
塩 3g
パン用の酵母 1.8g
水 216g(夏なので、30度弱くらいに温めています)
ざるに使用する打ち粉用の粉 適宜
作り方
ボウルに強力粉、ライフレーク、塩を入れて混ぜます。私はゴムべらを使っています。
パン用の酵母(ドライイースト)を振り入れて、温めた水を一度に加えます。


水を全体に馴染ませたら、ラップで覆って20分生地を休ませます。粉っぽさが残っていても大丈夫です。その後、手で6~7分こねます。
とじ目を下にしてボウルに戻し入れ、ラップで覆って一次発酵スタート。


左:捏ね上げた直後。右:発酵後の様子。
一次発酵は30度の部屋で、1時間半くらいでした。
ボウルと生地の間にドレッジを差し込んで、そっと生地を取り出してガス抜きをします。軽く丸めて15分のベンチタイム。


この間に、ざるに粉を振ってスタンバイ。粉が落ちるので、下に粉受け用のボウルを置きました。
生地を丸めなおして、ざるに入れます。とじ目は上にして下さい。



オーブンの発酵機能を用いて二次発酵を行いました。
35度設定で、1時間弱でした。
オーブンシートに生地を移します…が、やっぱりくっついてしまいました。(↑写真右)
一部だけ生地が残ってしまったので、ここだけ粉が足りなかったのかな…?
この程度ならば気にしなくても大丈夫かな、と。ここで、お好きな模様のクープを入れます。葉っぱ模様(?)のクープにしました。


220度に予熱したオーブンで15分→180度に落として15分焼成。
※初めの15分はスチームを入れました。
焼き上がったあとは、網に移動させて冷まします。
この季節、カビるのがこわいので、スライス→即冷凍保存。一か月を目安に食べきるようにしています。
まとめ
懸念していた「くっつき事案」ですが、焼き上がりを見るとそれほど気になりません。
100円均一のざる、パン作りに使えます!
料理の下ごしらえにはステンレス製のパンチングザルを主に使っていますが、カンパーニュの発酵にはプラスチック製の方があっているのかもしれません。もう少し検証してみますが。
大きさは、わが家では20cmくらいがぴったりです。
コツをつかむまではシンプルなカンパーニュで練習を続けようと思いますが、慣れてきたらドライフルーツやナッツを入れたカンパ(本来はこちらの方が好み)も焼こうと思います。
ライフレーク、香ばしくて美味しいです。