スペルト小麦のカンパーニュ(ざる使用)
ざるを使ってカンパーニュが焼けることが分かってから、あれこれ焼いています。
今日は、スペルト小麦粉を使ったパンの紹介です。
スペルト小麦粉は、こねる時間が短くてすむという特徴があります。
手ごね派の私にとって、夏場は助かるアイテムです。
ライ麦粉の代わりに、ライフレークを使いました。
ライフレークは水と馴染むまでに時間がかかるので、こねる前に少し時間をおいています。
こうすることで、こねやすくなるような気がします。
パンの具材に選んだのは、レーズン&クルミ。
これは定番ですね。
9月に入って猛暑が落ち着いたとはいえ、まだ暑い。
なので、ドライイーストの量を減らしています。
加水する水の温度も、冬よりは低めにしてあります。
レーズンとクルミのカンパーニュ・レシピ
材料(直径20cmのザル・1つ分)
- スペルト小麦粉 240g
- ライフレーク 80g
- 塩 3g
- ドライイースト 1.6g
- 水 198g
- レーズン 80g
- クルミ 80g
水は30度に温めます。
レーズンは湯にさっとくぐらせ、水気をよく切っておきます。
クルミは空焼きして冷まし、軽く砕いておきます。
作り方
ボウルにスペルト小麦粉、ライフレーク、塩を入れてよく混ぜます。
ドライイーストを振りいれ、ぬるま湯を加えます。
ヘラを使ってざっと混ぜ、ラップをして30分ほど室温で生地を休ませます。
その後、生地を5分こねます。スペルト小麦なので、通常よりも短めの時間でOK。
こねあがってからレーズン&クルミを加えます。
そこからさらに1~2分こね、具材と生地とよくなじませます。
ボウルに戻し、ラップをかけて一次発酵を行います。
※この日は、28度の部屋に放置→2時間で完了でした。
あまり大きくは膨らみませんが、表面に気泡が確認できます。
ドレッジ(カード)を使用してボウルから生地を取り出し、ガス抜きをして30分のベンチタイム。
※この間に、発酵に使うざるに粉を振っておきます。粉受けのためのボウルを下に置くのも忘れずに。
ベンチタイム後、生地を丸め直します。
とじ目を上にしてざるに入れるのですが、ざるにくっつくのを防ぐため、生地にも粉をまぶしました。念のため。
このような感じで二次発酵を行っています。
35度に設定した電気オーブンの発酵機能を用い、1時間行いました。
ひっくり返してオーブンシートの上に移動させたら、ナイフで十字のクープを入れます。
焼成は、220度に予熱したオーブンで15分→温度を180度に下げてさらに15分。
前半の15分はスチームを入れました。
焼成後は焼き網などに移して、粗熱を取ります。
クープがぐわっと開いた「かっこいいカンパーニュ」には程遠いけれど、まあこんなもんかな!?
とりあえず今回は、ざるに生地がくっつかなかったのが嬉しい。
まとめ
久々に焼きました!具材入りのカンパーニュ。
ドライフルーツ&ナッツを入れるととたんに贅沢なパンになり、やはり美味しいです。
パンの焼き上がり後は、冷めたら薄くスライスし、即冷凍。
リベイクしたパンに、冷たいバターをのっけて食べる幸せ…☆
カンパは製造の過程で生地を分割しなくてもいいし、らくちんでした。
スペルト小麦粉、こね時間が短縮できる点が良いです◎
パンにしても、好きな感じの焼き上がりです。
ライフレークは適度な噛みごたえがくせになり、オートミールと同じように食べています。