まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

スペルト小麦のカンパーニュ◎レーズン&クルミ入りのレシピ(ざる使用)

レーズンとクルミのカンパーニュ・断面

スペルト小麦のカンパーニュ(ざる使用)

ざるを使ってカンパーニュが焼けることが分かってから、あれこれ焼いています。

今日は、スペルト小麦粉を使ったパンの紹介です。

 

スペルト小麦粉は、こねる時間が短くてすむという特徴があります。

手ごね派の私にとって、夏場は助かるアイテムです。

 

ライ麦粉の代わりに、ライフレークを使いました。

ライフレークは水と馴染むまでに時間がかかるので、こねる前に少し時間をおいています。

こうすることで、こねやすくなるような気がします。

 

オーガニックのライフレーク・スペルト小麦粉

 

パンの具材に選んだのは、レーズン&クルミ。

これは定番ですね。

 

9月に入って猛暑が落ち着いたとはいえ、まだ暑い。

なので、ドライイーストの量を減らしています。

加水する水の温度も、冬よりは低めにしてあります。

 

レーズンとクルミのカンパーニュ・レシピ

材料(直径20cmのザル・1つ分)

  • スペルト小麦粉 240g
  • ライフレーク 80g
  • 塩 3g
  • ドライイースト 1.6g
  • 水 198g

 

  • レーズン 80g
  • クルミ 80g

 

水は30度に温めます。

レーズンは湯にさっとくぐらせ、水気をよく切っておきます。

クルミは空焼きして冷まし、軽く砕いておきます。

 

作り方

ボウルにスペルト小麦粉、ライフレーク、塩を入れてよく混ぜます。

ドライイーストを振りいれ、ぬるま湯を加えます。

 

スペルト小麦粉とライフレークと塩をヘラで混ぜる
小麦粉類にイーストを加えて加水し、休ませる

 

ヘラを使ってざっと混ぜ、ラップをして30分ほど室温で生地を休ませます。

その後、生地を5分こねます。スペルト小麦なので、通常よりも短めの時間でOK。

 

こねあがってからレーズン&クルミを加えます。

そこからさらに1~2分こね、具材と生地とよくなじませます。

 

パン生地にレーズンとクルミを加えて発酵させる
具材入り・一次発酵後のパン生地

 

ボウルに戻し、ラップをかけて一次発酵を行います。

※この日は、28度の部屋に放置→2時間で完了でした。

あまり大きくは膨らみませんが、表面に気泡が確認できます。

 

ドレッジ(カード)を使用してボウルから生地を取り出し、ガス抜きをして30分のベンチタイム。

※この間に、発酵に使うざるに粉を振っておきます。粉受けのためのボウルを下に置くのも忘れずに。

 

ベンチタイム後、生地を丸め直します。

とじ目を上にしてざるに入れるのですが、ざるにくっつくのを防ぐため、生地にも粉をまぶしました。念のため。

 

具入りのカンパ生地をざるで発酵中
二次発酵後をのカンパーニュをオーブンシートに移動

 

このような感じで二次発酵を行っています。

35度に設定した電気オーブンの発酵機能を用い、1時間行いました。

ひっくり返してオーブンシートの上に移動させたら、ナイフで十字のクープを入れます。

 

焼成は、220度に予熱したオーブンで15分→温度を180度に下げてさらに15分。

前半の15分はスチームを入れました。

 

レーズンとクルミのカンパにクープを十字に入れる
手ごねのスペルト小麦粉カンパーニュ・焼き上がり画像

 

焼成後は焼き網などに移して、粗熱を取ります。

 

クープがぐわっと開いた「かっこいいカンパーニュ」には程遠いけれど、まあこんなもんかな!?

とりあえず今回は、ざるに生地がくっつかなかったのが嬉しい。

 

まとめ

久々に焼きました!具材入りのカンパーニュ。

ドライフルーツ&ナッツを入れるととたんに贅沢なパンになり、やはり美味しいです。

 

パンの焼き上がり後は、冷めたら薄くスライスし、即冷凍。

リベイクしたパンに、冷たいバターをのっけて食べる幸せ…☆

 

カンパは製造の過程で生地を分割しなくてもいいし、らくちんでした。

 

スペルト小麦粉、こね時間が短縮できる点が良いです◎

パンにしても、好きな感じの焼き上がりです。

ライフレークは適度な噛みごたえがくせになり、オートミールと同じように食べています。