まつりパンライフ

家で焼いたパンと読んだ本の備忘録、愛用のキッチングッズの紹介をしています

チーズパンの手ごねレシピ◎アレンジ・温め方・冷凍について ライ麦の生地もおすすめ

手ごねで作るライ麦のチーズパン

チーズパンの手ごねレシピ

今日のブログ記事は、手ごねで作るチーズパンのレシピ紹介です。

ライ麦粉入りの生地で作りましたが、強力粉だけの場合でも同じ作り方です。

 

この間手ごねで作ったライ麦のまるパンが美味しかったので、チーズを入れたアレンジバージョンのパンを作ってみようと思い立ちました。

(冷蔵庫に買い置きのゴーダチーズがあったので…)

 

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アレンジしなくてもいい、シンプルなライ麦パンが食べたい!という方は、こちらのまるパンレシピを参考にしてみて下さい。

 

手ごねで同じようなパンを焼くにあたり、配合を少し変えました。

 

よりシンプルな材料で作ったらどうなるんだろう?

数%のバターや糖分をゼロにしたらどうなるんだろう?という好奇心から、パン生地に使用する副材料を削ってみました。

 

具体的には、仕込みの水分は牛乳を使用せずに水のみ、バターやオイル等の油脂なし、糖分もなし。

 

あとは、ライ麦の割合を15%→20%に、5%増やしてみました。

 

チーズパンの作り方

チーズパン5個分の材料で説明していきます。

オーブンの天板1枚に収まる量です。

 

ライ麦を入れずに作る場合は、強力粉を200g用意して下さい。

チーズはお好みのチーズでOKです。(ピザ用以外のブロックタイプがおすすめ)

  • 強力粉 160g
  • ライ麦粉 40g
  • ぬるま湯 130g
  • 塩 2g
  • 酵母 1.5g
  • チーズ 70g~

白神こだま酵母を使用しましたが、インスタントドライイーストでも同じように焼くことができます。

 

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(酵母についてまとめた記事です。)

 

では作り方です。

 

ぬるま湯とチーズ以外の材料をボウルに入れ、軽く混ぜておきます。

ぬるま湯を注ぎ、5~6分こねて一次発酵させます。

 

生地が乾燥しないように、シャワーキャップを被せて発酵させています。

こねあげ温度や室温にもよりますが、このときは発酵時間が4時間ほどでした。

 

手ごねのパン生地を発酵させた状態

 

こちらは、ライ麦粉を配合した生地を発酵させた様子です。

ライ麦は膨らまない特性があるため、2倍の大きさまでで発酵を切り上げます。

 

強力粉だけでこねた生地はよく膨らみますので、3倍の大きさになるまで発酵させてください。

 

スケッパーで5分割し、軽く丸めます。

 

パン作りのベンチタイム

 

15分のベンチタイムをとっているところです。

とじ目は下にして、乾燥しないように固く絞った布巾等を被せて下さい。

 

ベンチタイムの間に、包みこむチーズをカットしておきます。

 

刻んだゴーダチーズ

 

もう少しきれいにカットできないのか!と突っ込みが入りそうな仕事っぷりですね~。

雑!笑。

 

ライ麦のパン生地にゴーダチーズを包むところ

 

とじ目を上にして、空気を抜くように上から潰して広げ、カットしたチーズをのせて包み、乾燥に注意しながら二次発酵させます。

 

二次発酵させたチーズパン

 

ふっくらと発酵しているのが確認できます。

30℃で40分ほど、オーブンの発酵機能を使いました。

 

よく切れるナイフでクープを入れ、200℃に予熱したオーブンで20分焼けば完成です。

 

オーブン庫内の焼き立てパン

 

パンが焼ける香りとチーズの香りに包まれます。

 

パンのアレンジ&ライ麦の生地について

実際に試してみて美味しかったチーズパンのアレンジをいくつか紹介します。

 

  • パンの生地にクルミやゴマを混ぜ込むなどのアレンジ
  • チーズと一緒に、クルミやアーモンドなどのナッツ類を包む
  • チーズと一緒に、カレーを包む
  • クリームチーズ、カマンベールチーズ、ブルーチーズ、チェダーチーズなど、いくつかの種類のチーズを包む

 

個人的には苦手なのですが、ブルーチーズが入ったパンに蜂蜜をかけて食べる方もいますね。

 

実験的に作ったライ麦20%配合のパン生地は、予想よりも軽い焼き上がりになりました。

 

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こちらの記事でライ麦粉について検証(?)した上で、もう少しどっしりした目の詰まったパンになるのではという予想でした。

 

強力粉だけで作ったふわふわのチーズパンも美味しいのですが、個人的にはライ麦や全粒粉など、穀物の香ばしさがあった方が好みです。

 

パンの温め方や食べ方・冷凍保存について

パンの温め方は、予熱したトースターで2~3分、というのが基本だと思います。

パンの種類にもよりますが、今回紹介したチーズパンはこの方法でOKです。

 

おすすめの食べ方は、焼いた当日であっても温め直して食べる!です。

表面がカリッとして、小麦の風味が強く香ります。

 

チーズもとろりとし、美味しく食べることができます。

 

甘いパンではないので、あう料理の幅も広いです。

パスタと一緒に食べるのはもちろん、カレーにもよくあうんです。

意外なところでは、みそ汁ともあうな~、と。

 

オーブン2段で焼成中のチーズパン


冷凍しておこうと思い、倍の量で焼いたときの様子です。

 

ここで、冷凍保存について少し。

わが家では翌日に食べる分のパン(2~3個)を残し、それ以外は即、冷凍保存しています。

 

せっかちな性格だとよく言われますが・笑、せっかく焼いたパンにカビなんか生えたらもったいないじゃないですか。

 

今の季節は湿度・温度ともに高い状態ですから、「そのうち食べよう」は危険だと思います。

 

パンが焼けたらケーキクーラーや焼き網の上で粗熱をとり、ひとつずつビニールの袋に入れ、さらにジップロックに入れて冷凍庫へ。

匂い移り&冷凍焼けを防ぐため、二重にしています。

 

冷凍保存であれば一か月ほど持ちます。

食べる際は、自然解凍の後トースターで2~3分です。

 

最後に

ライ麦とチーズの組み合わせは美味しい!と改めて思いました。

ノンオイルのパン生地も、問題なく焼けました。

 

ムラカワのゴーダチーズ

 

そのまま食べるとちょっとしょっぱいと感じてしまったこちらのチーズも、パン生地で包むと中和されていい塩梅でした。

 

ピザ用の溶けるチーズだと焼成中に流れ出てしまうこともあるので、ブロックタイプのチーズがおすすめです。

 

ブルーチーズが食べられるようになりたい、と切に願います。

そして、ブルーチーズを含む3~4種類のチーズをミックスさせたパンを焼いてみたいです。